世界初の電磁誘導加熱で省エネ&時間短縮してコーヒーを作るエスプレッソマシン「La Fenice(ラ・フェニーチェ)」


多くの家電メーカーから本格的なコーヒーを淹れることができるエスプレッソマシンが販売されており、手軽においしいエスプレッソやコーヒーを楽しんでいる人も多いと思いますが、マシンによってはお湯が温まって抽出が可能になるまでしばらく待たなければならないことも。また、温めたお湯を保温するために電力を消費することもあるものですが、「世界初の電磁誘導加熱(IH)を用いたエスプレッソマシン」と銘打たれたLa Fenice(ラ・フェニーチェ)は、高性能なIHヒーターを用いることで即座にお湯を沸かして省エネの実現と待ち時間の短縮を可能にしたマシンとなっています。

Home - La Fenice Milano
http://www.lafenicemilano.com/


La Feniceがどのような製品なのかは、以下のムービーなどを見るとわかるようになっています。


La Feniceを開発したステファノ・ポルッティさんとファビオ・タペッラさん。従来のコーヒーマシンはお湯をためておくタンクが必要なことが多く、そのために余分なエネルギーを消費していることに不満を抱えていたことから、La Feniceの開発を決意したそうです。


La Feniceは1台でエスプレッソとアメリカンの両方のコーヒーを抽出することができるコーヒーマシンです。


本体中央には水を入れるタンクが配置されており、向かって左側からは蒸気でエスプレッソを、右側からはお湯でコーヒーを抽出するための抽出口が設けられています。本体上部にはコントロール用の各種ボタンが配置され、前面に見える2本の茶色いパーツは、フィルターを取り付けるコーヒーポッドのハンドルとなっています。


背面から本体を見ると、その特徴的な構造がよくわかります。ガラス製の容器の中に置かれたコイル状の装置がLa FeniceならではのIHボイラーです。


「世界初の電磁誘導加熱(IH)を用いたコーヒーマシン」という説明からもわかるように、水を温めてお湯にするボイラー部分に電磁調理器(IH調理器)と同じ原理が用いられています。


一般的に市販されているIH調理器では、鍋の真下部分に電磁気を発生させるコイルが配置されているのですが……


La Feniceはそのコイルを長く引き延ばして……


鉄製の筒にコイルを巻き付けるように配置しています。


これがLa Fenice本体の内部に収められるIHボイラーの構造。


この構造により、タンクにお湯を用意しておく必要のない素早い抽出と高いエネルギー効率、さらに緻密な温度管理が可能になったとのこと。


一般的なエスプレッソマシンではお湯のタンクに取り付けられることが多い温度センサーですが、La Feniceではボイラーのすぐ後ろにセンサーを配置しているので、より正確な温度コントロールが可能になっているそうです。


エスプレッソにも対応するということで、ボイラーは最大で11気圧の蒸気を発生。


高い圧力と適正な温度管理で抽出されるエスプレッソ。


通常方式のコーヒーの場合には1気圧での抽出です。


お湯で抽出するコーヒーももちろん可能となっています。


コーヒー豆を挽いたものはもちろんのこと、挽いた豆をカップに収めたKカップのようなカートリッジにも対応しているので、手軽にいろいろなテイストを楽しむことも可能となっています。


もっとも大きな特徴は何と言ってもIH式のボイラーです。必要な時に必要なだけお湯を作るようにすることで、最大で80%のエネルギー節約を実現しているとのこと。


その仕組みを実現させるために、開発が行われました。


IH制御用のコントローラーシステムも専用品が開発されています。


そんなLa FeniceがクラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集中。目標金額の7万ドル(約715万円)に対して記事作成時点では約20万ドル(約2050万円)の出資が集まっています。

先着順のEarly Birdプランは定員に達してしまっていますが、300ドル(約3万円)を出資するとLa Feniceを1台ゲットすることが可能となっています。限定120セットの370ドル(約3万8000円)のプランでは、ミルク泡立て器とコーヒーの粉をプレスするタンパーをセットにしてゲットすることも可能。


さらに600ドル(約6万1500円)のプランには豆を挽くグラインダーがセットになっているほか、700ドル(約7万2000円)を出資すると、99台限定・ハンドメイドで作られるリミテッドエディションをゲットすることも可能です。


リミテッドエディションの本体部分には銅と真ちゅうが用いられ、本体上部の装飾パーツにはヴェネツィアングラスの本場であるムラーノ島でハンドメイドされたガラス細工パーツをセット、コーヒーポッドのハンドルはチェストナット製となっています。


出資の締め切りは日本時間で6月11日(水)20時59分となっており、出荷時期は12月を予定。アメリカ国外への発送には、商品、数量に応じて15ドルから150ドル(約1500円~1万5000円)の送料が別途必要となっています。

La Fenice: World's first Induction coffee machine by La Fenice — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/2106260358/la-fenice-worlds-first-induction-coffee-machine

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in ハードウェア,   動画,   , Posted by darkhorse_log

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