ハードウェア

超頑丈なワイヤを自由自在に曲げて小物からアウトドア製品まで作成可能な小型加工機「DIWire」


線材を加工するワイヤーフォーミングマシンは大型のものが多いのですが、小型かつスタイリッシュな見た目にも関わらず超頑丈なワイヤーを自在に曲げて好きな形に加工可能で、PCとUSBで接続して出力できるのが「DIWire」です。

DIWire: The First Desktop Wire Bender by Pensa Labs — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/1638882643/diwire-the-first-desktop-wire-bender

ワイヤーフォーミングマシン「DIWire」でワイヤを曲げて、どのようなものを作ることができるのかは以下のムービーから見ることができます。


以下の写真はDIWireを上から見たところ。向かって右側からワイヤが差し込まれています。


モーター音とともに太めのワイヤが曲がりました。


アップで見ると固定されたワイヤを左端のベンドヘッドで加工されていきます。


平面で折り曲げるだけでもシンプルなデザインの壁掛け時計を作成可能。


つなぎ合わせて立体的な工作物も作成できます。


ノートPCと並べてみると机の上にも置ける小型サイズ。PC上で専用のソフトを使ってワイヤを加工する角度を入力してDIWireを動かしています。


簡単な橋の形に加工したワイヤを2つの木片の上にのせて……


人が全体重を載せても大丈夫なほど頑丈。


DIYでカメラスライダーも簡単に作成可能です。


PC上で入力した数値を元に作るので、同じパーツをいくつも作成できます。


瓶の大きさを計算して針金で持ち手を作り、DIYカップの完成。


アウトドアで読書ができる日よけまで作成できます。


ボールをのせて使える愛犬のディッシュスタンド


骨組みにビニールを貼り付けてDIYヨットを作っても、沈むことはなく軽量であることがわかります。


DIWireは、外装ケースは穴の空いたスタイリッシュなデザイン、ワイヤの直径によってオートで差し込み口の幅を調整して固定でき、曲げ加工を行うベンドヘッドは16インチ~18インチのものに交換可能。本体と同サイズの作業台も取り付けられているため、机の上で全ての作業を行うことができます。


DIWire本体の寸法は、縦9インチ(約22.86cm)、横15インチ(約38.1cm)、高さ7.5インチ(19.05cm)で、専用ソフトはSVG形式に対応しています。


DIWireは「1.専用ソフトでカーブを描く」「2.PCとDIWireをUSBで接続」「3.DIWireにワイヤーをセット」「4.曲げ加工」「5.組み合わせる」といった工程を経て物を作成します。


立体物を作成する際は以下のようなクリップを使用します。


作成できるものはアイデア次第でさまざま。


ランプシェードやテーブルの脚など家具まで制作することができます。


3200ドル(約32万9000円)の出資でDIWire本体+専用ソフトウェア+ベンドヘッド2つ(16・18インチ)、キャリブレーションプレート1枚のキットをゲット可能。アメリカ・カナダ・EU諸国・オーストラリア以外から出資を行う際は、PENSA LABSから直接連絡して発送や送料について問い合わせる必要があります。


なお、出資の締め切りは、日本時間で2013年12月17日(火)の23時10分までとなっています。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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