試食

フレンチフライを6種類のカットと豊富なソースで楽しめる「AND THE FRIET」


東京・広尾に2013年12月2日にオープンした「AND THE FRIET(アンド・ザ・フリット)」は、フレンチフライ(フライドポテト)発祥の地であるベルギーの感覚を日本に持ち込んだというお店で、本場ベルギーから空輸したものを含む6種類のじゃがいもをラインナップしているというこだわりのお店です。連日行列ができているというお店を訪れてきました。

広尾 | AND THE FRIET(アンド・ザ・フリット)| フライドポテト専門店
http://andthefriet.com/

日も暮れた18時ころお店に到着。写真中央のビル1階の店舗前には人の列ができていました。


あとで気づいたのですが、この列には「注文待ちの列」と「商品のできあがりを待つ列」の2種類あるので、並ぶときには注意が必要です。


ガラス越しに店内が見えます。少しだけですが、店内には食事スペースもありました。


入り口の上には少し小さめの看板。よく見ないと見落としそうなので要注意です。


15分ほどで店内に案内されると、メニューを渡されました。ポテトのみの「FRIET」とサイドメニューがセットになった「BOX」の2種類があり、ポテトは6品種・6種類のカットを選ぶことができます。しかし、オープン直後ということもあって種類が限定されていました。味付けは「プレーンソルト」「ハーブソルト」「塩なし」から選べ、ポテトにつけるディップソースは10種類から選択が可能で、150円で追加することも可能です。サイドメニューは6種類用意されています。


店内には、ポテトのサンプルが飾られていました。


イートイン用にレモン水のタンクや……


ビネガーのボトルと紙ナプキンが用意されています。


テイクアウト用のバッグはこんなデザイン。


裏面には、男性の後頭部と裏返った文字がプリントされています。


商品の箱はこんな感じ。


向かって右サイドには、箱の寸法が書かれており……


左サイドには「HAVE A NICE DAY.」の文字。


そして背面には、人の後頭部が描かれています。ということは、残された箱の底面には……


なにもありませんでした。「紙」のリサイクルマークのみ。


気を取り直して箱をぱかーっと開けてみることに。左側のボックスは「ストレートカット・12mm」のポテト(Lサイズ)と「特製フライドチキン」のセット(900円)で、右側は「ハッシュドポテト(+100円)」と「お肉たっぷりのチリソースビーンズ」のセット(900円)となっています。ディップソースはBOXに1つずつ含まれていますが、今回は1個150円の追加料金を支払って合計4種類をチョイスしました。


まずはポテトだけでいただきます。こちらは「ストレートカット・12mm」のポテト。ポテトの品種は「ベルギー産ビンチェ」。あまり長いものはなく全体的に小ぶりなポテトです。とはいえ、やや太めにカットされているため物足りなさを感じることはありません。ポテトフライはシンプルな料理なので素材の良さがダイレクトに味に反映されるところ、やや強めの塩味ながらこれだけでもパクパクいけるほど。ポテト専門店ということもあり、ハンバーガーショップでは出せないクオリティです。


そしてこちらが「ハッシュドポテト」。外はカリッと揚げられて軽めの食感です。


ポテトのホクホク感を楽しみたい人には一般的なストレートカットよりも断然こちらをオススメします。


ポテトにはピクルスが添えられています。ピクルス独特の香りは控えめながら、酸味のあるしっかりした味。ピクルスが苦手という編集部員も「これはいける」と話していました。


ここでディップソースを試すことに。今回注文したのは左奥から「フレッシュバジルマヨネーズ」「自家製マヨネーズ」、手前左から「スイートチリサワークリーム」、「新鮮トマトケチャップ」の4種類。


「フレッシュバジルマヨネーズ」はちょっとドロッとしていますが、フォークですくうと隙間からポタポタとこぼれ落ちます。


食べてみるとバジルが薫るさわやかな感じであっさりしています。


ハッシュドポテトのほうが良く染みこみます。ソースは、マヨネーズっぽさはなく、むしろオリーブオイルのような風味を感じました。


続いて「自家製マヨネーズ」。こちらはけっこう濃厚です。


とても酸味がきいており、ポテトのほのかな甘みとよく合います。


「スイートチリサワークリーム」は、甘いソースにピリッと辛いチリの風味が合わせられたソース。


酸味やチリソースの辛みの中にチーズっぽい甘みが感じられます。


最後に「新鮮トマトケチャップ」。


トマトの味が濃く、ボリュームのあるソースになっていました。


こちらはサイドメニューの「特製フライドチキン」。カリッとした衣には塩こしょうで味付けられているようですが、こしょうの風味よりも塩味が強め。


一口かじると、お肉はジューシー。これは熱々のうちに食べたいところ。


同じくサイドメニューの「お肉たっぷりのチリソースビーンズ」。チーズがトッピングされています。


スプーンを入れると、予想以上に重い手応えが返ってきます。ビーンズ(豆)と肉とチリソースがかっつりと混じり合って、濃厚なソースになっています。


こんな感じのお肉がごろごろ。味は濃厚で、少しカレー風味のようなスパイシーさがありました。


AND THE FRIETでは、6種類のポテト・6種類のカット法・10種類のディップソースが選べ、それぞれ味や食感によってさまざまな種類のフレンチフライが楽しめます。実際、編集部員でも一番好きなポテトがみんな違うほどで、いろいろなタイプのポテトをみんなでわいわい楽しむのにもってこいのフレンチフライでした。なお、オープン直後ということもあり、ポテトのカットやサイドメニューなど選べる商品が限定されているので、食べたい種類のポテトが決まっている人は、お店に事前確認するのがおすすめです。

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in 試食,   ピックアップ, Posted by darkhorse_log

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