Google Glassをつけたまま自動車を運転したら違反キップを切られた女性

By M.A. Cabrera Luengo

アメリカ・カリフォルニアの女性がGoogle Glassを装着して自動車を運転していたところ、警察に止められて違反キップを切られてしまったことがわかりました。

Cecilia Abadie - Google+ - A cop just stopped me and gave me a ticket for wearing ...
https://plus.google.com/+CeciliaAbadie/posts/Kofr18UWLfc

Google+でこのいきさつを公開したのはCecilia Abadieという女性で、違反の内容は「モニターが視認可能な状態で自動車を運転した」というもの。Abadieさんが公開している違反キップの画像がこちらで、赤い丸で囲まれた部分に「GOOGLE GLASS」と書かれているのがわかります。

Abadieさんの投稿には下記のような賛否両論のコメントが400件以上も寄せられており、注目が集まっています。

・そんなバカな！？
・なんとかがんばって！
・これはテレビモニターのことを指しているので、違反にはなりません。取り消せます。
・これは違反だと思います。
・がんばってもらいたいので寄付します。
・パトカーにだってモニターは付いてるじゃないか？
・Glassに「Okay Glass...ムービーを録画」といって録画したらよかったのに。

取り締まりが行われたカリフォルニア州の州法では、自動車の運転中に画面を表示させると法律違反になると定められています。

V C Section 27602 Television
http://www.dmv.ca.gov/pubs/vctop/d12/vc27602.htm

「ドライバーは運転中に…(中略)モニターが見える状態で運転を行ってはならない」と記載されています。

Google Glassはメガネ型のウェアラブルデバイスで、ちょうどメガネのレンズの少し上に部分に配置されたプリズムに情報を表示するというもの。この部分が「モニター」といわれれば、確かにそう言えなくもないかもしれません……。

By Ted Eytan

ただ、このキップを切られた一番の原因は「スピード違反」であることも同時に判明しています。違反キップには「スピード違反」と「モニターを見える状態で運転した」という2つの理由で、違反を表す「I」に印をされていたことがわかります。

メインはスピード違反であっても、カリフォルニア州の警察官が「Google Glassを着用しての運転はアウト」と判断したのは事実。スマートフォンを操作しながら運転してるのと同じと考えると、確かにアウトかも。