Android搭載で色々なアプリと連携可能なメガネ型ディスプレイ「GlassUp」
メガネ型のウェアラブルコンピュータというと「Google Glass」が頭に浮かびますが、AndroidスマートフォンやiOS搭載端末とBluetoothで接続し、スマートフォンアプリの情報を目の前に投映させることができるというメガネ型のウェアラブルディスプレイが「GlassUp」です。
GlassUp | Much more to see
http://www.glassup.net/
どんな代物なのかというのはこのムービーを見るとわかります。
Glass Up - YouTube
GlassUpを開発したFrancesco Giartosioさん。
モノはこんな感じで、Google Glassと同じようにメガネの右側になにやら四角いパーツがくっついています。
「メガネをかけた先に情報が表示されたらわかりすいのでは」ということでアイデアを出し、実際に形にしていきます。
ということで、完成したものを着用しているのがこちら。
「ヴェネチアにいるの?」と、届いたメールの中身が目の前に表示されます。
ゴンドラに乗って観光中……
ススッと株式市場の状況が表示されたりします。
こちらはどこかのキッチン
作りたい料理のレシピを表示させています
GlassUpを使えば、目線をそらすことなくレシピを確認することができます。
マップアプリを使えばナビゲーションも可能
映画館では……
外国語映画の字幕をGlassUpに表示させていました。
構造は単純で、メインフレームがあって……
メガネの向かって右側に光学系のシステムがまとめられています。
その後ろ側に電子回路を搭載。
観光地で、ガイドブックを取り出すことなく情報を得たり……
狭い路地でも迷うことなくナビしてくれたり……
泊まりたいホテルの評判をトリップアドバイザーで調べたり。
このGlassUpは「着用可能なディスプレイ」「現実の拡張」「リアルタイム情報」という3つのコンセプトで作られていて、Bluetoothを使ってペアリングすることで、スマートフォンアプリの情報を表示させることができます。重さは試作品の時点では65g、バッテリー持続時間は約1日でminiUSBケーブルを使って充電します。
現在、GlassUpはIndiegogoで製品化に向けて出資を募っている段階。10ドル(約1000円)の出資だとサイト上に出資者の写真が掲載され、299ドル(約3万円)でGlassUp本体1つ、399ドル(約4万円)でカメラ付きGlassUpがゲットできることになっています。なお、出資締切は8月9日16時59分です。
・関連記事
Google Glassを徹底的に分解したレポートが登場、何を詰め込んでいるのか? - GIGAZINE
Google Glassの開封ムービーから実際にGlassを装着して撮影したムービーまでYouTubeに登場 - GIGAZINE
Google Glassの登場でポルノ業界はどのように変化するのか? - GIGAZINE
Google Glassを写真家が使うときっとこうなるという近未来を描いた「Google Glass Photographer」 - GIGAZINE
Googleが開発禁止の通知を出す原因となったGoogle Glassアプリ「おっぱいとメガネ」 - GIGAZINE
Googleのメガネ型PC「Google Glass」の音声操作で写真撮影・ネット検索するとこうなる - GIGAZINE
・関連コンテンツ