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Apple Watchをつけて運転していた女性が交通反則キップを切られる


Appleの腕時計型ウェアラブル端末の「Apple Watch」を運転中に使っていた女性が、道路交通法違反を理由に反則切符を切られました。女性は裁判で違反の有無を争いましたが、敗訴しています。

‘A cellphone taped to someone’s wrist:’ Woman looking at Apple Watch found guilty of distracted driving | National Post
http://nationalpost.com/news/canada/a-cellphone-taped-to-someones-wrist-woman-looking-at-apple-iwatch-found-guilty-of-distracted-driving

Apple Watchを使っていて交通違反の罪に問われたのはビクトリア・アンプローズさん。2018年4月にカナダ・ゲルフのSouth Ring Roadのゲルフ大学前の路上を自動車で運転中、赤信号で停車している際に、腕に装着したApple Watchを使用していました。

ちょうど、その横をゲルフ大学付近の警察署に勤務する警官が、自動車内からアンブローズさんが腕に装着したデジタル端末を使っているのを現認。後に、この警官は法廷で「アンブローズさんが4回、腕の端末を確認していた」と証言をしています。

赤信号が青に変わり、アンブローズさんの前に停車していた自動車2台が発進したにもかかわらず、アンプローズさんは停車したままで、警官がライトを当ててようやくアンプローズさんは青信号に気づき発進したとのこと。警官はすぐにアンプローズさんを停車させ、交通違反の反則切符を切ったそうです。


アンプローズさんが交通違反に問われたオンタリオ州では、2009年に「運転中に『handheld wireless communication device(小型のワイヤレス通信端末)』を手に持ったり使ったりしてはいけない」という道路交通法が施行されていました。アンプローズさんは「Apple Watchは他の外部機器に接続していない」「腕に取り付けられたApple Watchは、法律違反の例外規定である『車内に安全に固定されている端末』にあたる」と述べて「Apple Watchを時刻確認に使っていただけ」だと主張。一般的な腕時計としての利用行為であり、法律違反には当たらないと主張しましたが、裁判官はいずれの主張も認めませんでした。


裁判官は「結局のところ今回の焦点となるのは『気が散らされていたかどうか』である。アンプローズ氏が端末利用時に気が散っていたことは証拠から明らかである」と判断して、アンプローズさんの法律違反を認めて罰金400カナダドル(約3万4000円)の支払を命じました。

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