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Googleストリートビューカーに偽装している警察の監視用自動車の存在が発覚


天井にカメラを搭載してGoogleストリートビューの画像を撮影する「Googleストリートビューカー」に偽装して、街を行き交う自動車の監視を行う監視用車両の存在がアメリカで明らかになっています。

Philly Police Admit They Disguised a Spy Truck as a Google Streetview Car | Motherboard
http://motherboard.vice.com/read/philly-police-admit-they-disguised-a-spy-truck-as-a-google-streetview-car

この車両の存在は、ペンシルベニア大学のマット・ブレイズ教授が発見してツイートしたことで明らかになったもの。「なんだこれは?ペンシルベニア州警察のナンバープレートの撮影車両がGoogleストリートビューカーにカモフラージュされている」というコメントと共にアップロードされた画像には、リヤガラスにニセモノっぽいGoogleマップのイラストが貼られ、フロントガラス周辺にカメラが搭載された車両が写っています。

車両が撮影されたのは2016年5月11日の午前11時だったとのこと。車両には保有者を明記したプラスチック製のカードが貼られており、フィラデルフィア市の所有物であることが明記されていたとのこと。


このツイートをもとに、アメリカの各メディアもニュースを報じています。

This Isn’t a Google Streetview Car, It’s a Government Spy Truck | Motherboard
https://motherboard.vice.com/read/this-isnt-a-google-streetview-car-its-a-government-spy-truck



この車両の存在に対し、フィラデルフィア市は当初、警察が使用している車両ではないと説明していましたが、後になって警察が車両の使用者であることを認めたとのこと。ネットメディア「Motherboard」の取材に対して州警察の広報官はメールで「この車両が警察に所属するものであると報告を受けましたが、貼付物の取り付けは指揮系統の中で承認されたものではありませんでした。この件を確認した警察は、速やかに貼付物を取り去るように命令しました」と返答したとのこと。


この車両に搭載されているカメラは赤外線カメラをベースにしたもので、道路を走行する自動車のナンバープレートを1秒間に1000枚以上撮影する能力を備えているとのこと。走行中のGPSデータと併せて記録することで、街中の交通データを保存できるようになっています。アメリカではすでに同様のカメラを持つ取り締まり車両が使用されているため、このシステム自体が問題というわけではありませんが、Googleストリートビューカーに偽装した状態で監視行動を行っていたことについては疑問の声が挙がっています。

Googleはこの件に関して「注意深く見守っている」というコメントを出しています。撮影された車両のデータは、1か月間にわたって保管されているとのことですが、犯罪に関係ない人のデータまでもが残されているという点に関しては、以前からも問題を指摘する声が挙がっていたとのことです。

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in メモ,   ハードウェア,   乗り物, Posted by darkhorse_log

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