ウォルト・ディズニー自身が「オズの映画を作ろう」と真剣に語る姿を記録したムービー
2013年に公開された映画「オズ はじまりの戦い」はある男が偉大なる伝説の魔法使いになるまでを描くオズの魔法使いの前日譚でした。「オズ」はウォルト・ディズニー自身思い入れがある作品で、かつて子どもたちに「オズの映画を作ろう」と熱く語っていたムービーが公開されています。
ウォルト・ディズニー自身が「オズ」映画化を熱く語る - YouTube
1937年から「オズ」を映画化することを熱望していたウォルト・ディズニーですが、映画化権を別の会社が所有していたため、製作することはできませんでした。しかし、ディズニーはオズ製作の夢を諦めず、1950年に「シンデレラ」をヒットさせて、1954年に「オズ」の著作権(映画化権)を獲得することに成功します。
当初はテレビでの放送を予定していたようですが、あまりにスケールが大きかったために長編ミュージカル映画企画に変更。これが「レインボー・ロード・トゥ・オズ」です。マウスケティアと呼ばれる子どもたちとともにテレビでの宣伝を行ったりしたディズニーですが、この映画は残念ながら制作されないことに。それでも、ディズニーのオズへの情熱は冷めることがなく、他の分野でもオズの企画を出し続けました。
そんなディズニーの熱意を、現在のスタジオのスタッフたちが引き継いで作り上げたのが2013年の映画「オズ はじまりの戦い」だというわけです。
作品公開時のキャラクター6種類のポスター。上の列は左から、自己中心的なペテン師ながらもどこか魅力的な若きマジシャン、オズ(ジェームズ・フランコ)。平和を愛し、優しさと強さを兼ね備えた<南の魔女>グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)。強大な魔力を持つエメラルド・シティの守護者<東の魔女>エヴァノラ(レイチェル・ワイズ)。下の列が、エヴァノラの妹で世間知らずの<西の魔女>セオドラ(ミラ・クニス)、オズの冒険の案内役となる翼の生えた猿のフィンリー&邪悪な魔女の攻撃で孤児となる陶器の少女、正体不明の緑の魔女。
グリンダ役のレイチェル・ワイズ、オズ役のジェームズ・フランコ、サム・ライミ監督
Blu-ray&DVDが8月2日にリリースされ、オンデマンド配信もスタートします。
©2013Disney
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