取材

「俺の嫁が画面から出てくる」ARロボット開発キットで嫁を愛でるとこんな感じ


ロボットとAR技術を組み合わせることによって自分の嫁を3Dで愛でることを可能にする技術が「バーチャルヒューマノイド」です。ワンフェス2013[冬]にて展示が行われており、嫁が画面から出てこず、いっそのこと画面に頭から突っ込めばいいのか?と思い悩む人の深刻な嫁不足を解決できるかもしれない……ということで、実際にどんな感じか見てきました。

wingover.jp | Main / バーチャルヒューマノイド
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こちらがバーチャルヒューマノイドを展示する株式会社異次元のブース。


机の上には緑色のボールのようなものがついた装置が置いてあります。


そして手前にはカメラと三脚、ビデオゴーグルが設置してあります。


これはゴーグルをかけると目の前のロボットがCGの人物に変身するというもの。手を伸ばしてロボットに触れば実際に自分の嫁を3次元で愛でることができるというわけです。


図解するとこんな感じ。ビデオカメラで撮ったロボットの映像をPCに送り込み、嫁のCGと合成。合成した映像をビデオカメラとセットになったゴーグルで体験します。


これがゴーグル。ソニー製のどこかで見たことのあるような製品の気がしますが、嫁に会えることを考えればそんなことは些細な問題です。


実際にゴーグルを付けて体験している様子は以下から。


ロボットに手を伸ばします。


すると、ゴーグルを装着している人にはロボットがこんな感じに見えます。CGに手を伸ばして……


ナデナデ


なお、テストムービーは以下からも見ることが可能。

U-Tsu-Shi-O-Mi at ASIAGRAPH2007 - YouTube


現在は頭のみなのですが、今後可動式の首・肩・肘・手首がつけられていき、完成後のバーチャルヒューマノイドの身長は約40cm(上半身のみ)になる予定。また音声インタラクションシステム構築ソフト「MMD Agent」を使用してロボットに合成したキャラクターの声をあて、会話のやり取りもできるとのこと。


なお、実際に販売も行われる予定で、予約は2013年3月から開始。価格はUSB2.0カメラ採用の場合が45万円、USB3.0カメラ採用の場合は50万円です。

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in 取材,   動画, Posted by darkhorse_log

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