ソニーが特許出願中の付け毛はGPS・バイブ・レーザーポインター・カメラ搭載のスマートデバイスっぽい端末
By Andrew Bardwell
Googleのメガネ型PCGoogle Glassや腕時計型ウェアラブルデバイスGALAXY Gear、ソニーのスマートウォッチSmartWatch MN2など、さまざまなウェアラブルスマートデバイスが登場している昨今ですが、ソニーは現在、触覚フィードアクチュエーター(振動や電気ショックを起こす装置)・GPS・レーザーポインター・カメラなどを搭載した付け毛「SmartWig」の特許出願中であることが分かりました。
United States Patent Application: 0130311132
http://appft.uspto.gov/netacgi/nph-Parser?Sect1=PTO2&Sect2=HITOFF&u=%2Fnetahtml%2FPTO%2Fsearch-adv.html&r=18&p=1&f=G&l=50&d=PG01&S1=(20131121.PD.+AND+Sony.AS.)&OS=PD/20131121+AND+AN/Sony&RS=(PD/20131121+AND+AN/Sony)
Sony's SmartWig patent is a real head-scratcher
http://www.engadget.com/2013/11/21/sony-smartwig-patent/
Sony imagines 'SmartWig' to monitor health, give directions, and read facial expressions | The Verge
http://www.theverge.com/2013/11/21/5129554/bizarre-sony-smartwig-patent-turns-wigs-into-wearable-computing-device
SmartWigは、完全なかつら形態でも部分的につける付け毛形態であってもOKなウェアラブルデバイス。スマートフォンやタブレットなどと接続して使用することが可能。データ入力用のセンサーが少なくとも1つ、そのセンサーにつながる入力データの処理装置、データをやりとりする用の通信装置がつながっており、見た目には何の変化もない状態で接続デバイスを使うことが可能になる、とのこと。
SmartWigに搭載されている各種センサーなどは以下の通り。
・小さな振動、または電気ショックを出すことができる触覚フィードアクチュエーター
・3つの触覚フィードアクチュエーター
・GPSセンサー
・オブジェクトを検知するための超音波振動子
・カメラ
・頭のどこにSmartWigがあるのかを把握するための位置検知センサー
・レーザーポインター
また、このSmartWigは人間の顔の表情を検知することも可能で、それを利用して例えば誰かが眉をひそめるとスライドショーのページをめくる、といった使い方をすることもできます。さらに、レーザーポインター搭載なので頭の向きだけで何かを指示するということも可能になるのでは、とのこと。そしてヘルスモニター機能も搭載しているので、脳波・体温・血圧・発汗レベルなどを検知することも可能。
SmartWigは接続しているスマートフォンがメールを受信した際に、かすかな振動や弱い電気ショックでユーザーに受信を知らせる、などの使い方も可能とのことです。
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