世界各地で食したウマウマな日本食まとめ
長く海外にいると日本食が恋しくなるもの。ネパール、メキシコ、ボリビアなどなど、世界一周旅行のうち半年で食した、驚くほどクオリティの高いものからちょっと残念なシロモノまで、海外日本食まとめをここに開催します。
こんにちは。世界新聞社の松崎敦史です。世界一周中のわたくし、今、ボリビアのラパスにいます。ここは街中にインディヘナの姿をたくさん見かけたり、日本の中古バスがガンガン走っていたり、魔女グッズが売られていたり……カオスな感じがたまらないです。
ピンクが現在地
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ラパスは標高約3600mに位置する。すり鉢状の地形にびっしり赤茶色の建物が埋め尽くされていて圧巻。
ほんとに丘の際の際まで建物が立っています
お洒落なインディヘナのおばちゃん
路上には露店が並ぶ
中心部はわりと都会な雰囲気
日本の中古車がバンバン走っていて、多くは乗り合いバスとして生まれ変わっています
靴磨きをしてもらっています
通称「魔女通り」の店先にはリャマの胎児のミイラが。家を新築する際に地面に埋めて家内安全を祈願するらしい。
さて、僕の旅も残り半年を切ったということで、今回はこの旅で食べた日本食のまとめをお送りしたいと思います。半年も旅をしていると日本食が無性に恋しくなる時があります。そんな時、各地の日本料理屋が僕を救ってくれました。日本人宿のまごころ日本食メニューも含めてどうぞ。
◆桃太郎 @カトマンズ/ネパール
カトマンズ郊外の街並み。廃れた感じがいい味出してます
桃太郎。ホテルが集まるタメル地区にあります
ラーメン半チャーハン(約200円)。麺はブヨブヨでちょっと残念でしたが、スープはなかなかのもの。にぼしベースのあっさり和風スープが身に染みました……。
料理はネパール人が作っています。日本に住んでいたネパール人がレシピを持ち帰って始めたそうです。
◆道草カフェ @サンクリストバルデラスカサス/メキシコ
サンクリストバルデラスカサスはメキシコの落ち着いた田舎街といった雰囲気
道草カフェ。代官山あたりにあってもおかしくない隠れ家カフェです
旅人達の手で古民家を改造して仕上げたそうです
元旅人の日本人夫婦が経営されています。近くにある日本人宿の客がお店を手伝うこともあるそう。
今日のランチ(250円)。基本的にマクロビを出していて、豆腐ハンバーグは味噌が香ばしくて、美味。
デザートにはきなこバナナパンケーキ。モチモチ触感でイケる
◆日本人宿TAKAハウス @ケツァルテナンゴ/グアテマラ
ケツァルテナンゴの市場
宿の管理人さんが作ってくれた雑煮。グァテマラでまさか雑煮が食えるとは……。おかげでいい年始を迎えられました
年越し蕎麦も。蕎麦は韓国食材店から仕入れたそうです
◆日本人宿サバナ喜多側 @サンホセ/コスタリカ
他の中米諸国とは一線を画すサンホセの洗練された街並み
臨時管理人さんが作ってくれた手羽先のうま煮。タレがほどよい甘さで絶品でした
◆けんちゃん @ラパス/ボリビア
けんちゃんは日本人バックパッカ―の圧倒的支持を集める人気店
店内。お客はボリビア人9割、日本人1割だそう
ジャンプも完備
旅人のための足跡帳
お座敷でいただきます
トルゥチャ刺身定食(約670円)。トルゥチャとはマスのこと。
チチカカ湖でとれたトルゥチャは絶品。あっさりしていて臭みも全くありません。
ご飯も日本米とほぼそん色なし。日本からの移民の方が作ったものを使っている
けんちゃん名物かつ丼(約580円)。お肉にだしが染みていて流石の出来。
◆<番外編>路上唐揚げ屋 @ラパス/ボリビア
おばちゃんがその場で揚げてくれます
日本の唐揚げとかなり似ていてびっくり。約115円。
それにしても、海外でこんなにたくさんのおいしい日本食が食べられるとは思っていませんでした。ラパスのけんちゃんの店長に(食文化が全く違うのに)何故お店が流行っているのか聞いたら、店長は自慢げに言いました。
「うまいからですよ。うまいものは国籍関係なくうまいんです」。日本食はやっぱり偉大です。
文・写真:世界新聞社/松崎敦史
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