高校生2人が自作した気球などでレゴ人形が高度2万4000メートルへ到達したムービー&写真がネットで公開中
発泡スチロールの箱の中にはデジカメ4台、そこへ観測用気球をくっつけて宇宙空間目指して打ち上げた結果、なんと高度2万4000メートルに到達、その過程のムービーがYouTubeに、そして撮影した写真がFacebookにて公開されており、AFP通信などが記事化しています。
まずは以下がその打上から2万4000メートル到達までを記録したレゴ人形が映っている視点のムービー。
Lego Man in Space - YouTube
背景に見えているのがオンラインで注文した気象観測用の気球。総予算は500ドル(約3万8000円)。
どんどん上昇中
青空が黒くなってきました
気球が破裂、大体2万4000メートルから2万5000メートルだそうです。
背景にちぎれて飛んで行っているのが気球
そして地上へ墜落。
実際にどういう感じで作ったかというのを高校生2人が説明するニュース番組のムービーは以下から。
Lego Man in Space - YouTube
説明するカナダ・トロントの高校生2人
デジカメ4台+GPS搭載スマートフォン1台+レゴ+箱+気球+パラシュート
右側にいるのが17歳のマシュー・ホー(Mathew Ho)さん、左にいるのがアサド・ムハマド(Asad Muhammad)さん
打ち上げようとする様子。気球の中身はパーティーグッズ販売店で購入したヘリウム。
これがその宇宙船、というか箱
箱の中はこんな感じ。GO PRO HDとCANONのデジカメ2台、さらにソニーのデジカメ1台。
一躍、時の人に。
Toronto teens send LEGO man to space - YouTube
箱のふた部分の中に、GPS搭載スマートフォンを内蔵
ムハマドさんの母親のミシンを使って縫われたナイロンのパラシュート
学校の理科の先生もご満悦
また、各種写真が以下の公式Facebookページにて公開されています。
Lego Man in Space | Facebook
http://www.facebook.com/legomaninspace
8万5000フィート(約2万5000メートル)付近で気球は破裂
生還したレゴ人形
このような感じで墜落していたそうです。発射地点から120キロ程度離れた位置だったとのこと。
気球が撮影した写真は以下のような感じになっています
中でもこの写真がすごい、向こうに見えているのは「月」です。
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