取材

レトルトカレーとは雲泥の差、ロイホの新作カレー「マハラジャ風印度チキンカレー」「牛すじ肉と大根のカレー」などを試食


カレーフェアを始めてから29年目になったロイヤルホストが「実感“カレーの底ぢから”」をテーマに全6品のカレーを6月20日(月)より販売しますが、一足先に先行試食会にて「マハラジャ風印度チキンカレー」「海老・帆立・メカジキ 海の幸カレー」「カシミールビーフカレー」「牛すじ肉と大根のカレー」「タイ風グリーン海老カレー」「ロイヤルターリ」(マドラス風海老カレー+スパイシービーフカレー+ヨーグルトチキンカレー)などを食べてきました。名前を並べるだけでも多種多様ですが、味の方もそれぞれバリエーション豊かですべて違っており、しっかりと個性を確立したカレーとなっています。

カレーづくしの試食会レポートは以下から。ファミリーレストラン ロイヤルホスト - Royal Host -
http://www.royalhost.jp/

ロイヤルホストのカレーフェアは6月20日スタートです♪

ロイホに到着。


試食会場にはカレーフェアのメニューが置いてありました。


カレーは全部で6品目。


そして夏のデザートたちです。


28年間で約3000万食も提供してきたという、ロイホのカレーフェアの歴史が感じられるページもありました。


最初に運ばれてきたのは、カレーをフェアセットにすると付いてくる「コールスローサラダ」と「~冷製~コーンのすりおろしポタージュ」(税込315円、合計145kcal)。


「コールスローサラダ」です。


至って素直なコールスローなのですが、野菜が新鮮なのかシャキシャキとしてフレッシュな印象がありました。


そして「~冷製~コーンのすりおろしポタージュ」。


ポタージュはコーンのすりおろし感がかなりあるのでおかずっぽい印象です。味はかなり甘め。全体的にはちょっと高級なホテルのレストランで出てくる冷製コーンポタージュ並のレベル、かなりオススメ。


続いてやってきたのは「ロイヤルターリ」(税込1554円、1171kcal)。


ライスにはゆで卵が付属します。


主食はライス以外にも南インドから輸入したパロタ(平焼きパン)があり、これはパイ生地を円くして両面パリっと焼いたようなものです。


カレーは3種類あり、これは「ヨーグルトチキンカレー」。


5種類のフルーツとヨーグルトで仕上げたとのことで、ヨーグルトの甘みと酸味がカレーと非常にマッチしており、何も違和感なくヨーグルトが溶け込んでいます。ややマイルドなので、辛いものが苦手な人でも大丈夫そうです。


そして「マドラス風海老カレー」。こちらは試食できませんでした。


最後は「スパイシービーフカレー」。


酸味がやや強くて胡椒が多めで、辛さの中にうま味があります。ビーフも非常に柔らかく、辛いカレーが好きな人ならストライクという味です。どれもパロタと合わせることを前提にしているので非常によく合うのですが、ライスとも完全に調和しています。


続いてプレーンラッシー(税込378円、143kcal)が運ばれてきて、いよいよ本格的に試食がスタートです。ちなみにラッシーはちょうど良い甘さで夏にピッタリな飲み物でした。


これが今年のカレーフェアのカレーたち。お店で出している量だと全部を食べきれないので、少量ずつ分けられています。向かって左奥から時計回り順に「マハラジャ風印度チキンカレー」、「海老・帆立・メカジキ 海の幸カレー」、「カシミールビーフカレー」、「牛すじ肉と大根のカレー」。銀色の器に盛られているのは「ロイヤルターリ」に付いてくる先ほどの「スパイシービーフカレー」と「ヨーグルトチキンカレー」のものです。


これが「マハラジャ風 印度チキンカレー」(税込1029円、948kcal)。


ブイヨンによって高級感のあるコクが生まれており、辛さのバランスも絶妙です。恐らく万人受けしそうな、上等で正統派のカレーといった印象でした。


なお、実際の盛りつけ例はこんな感じ。


今度は「海老・帆立・メカジキ 海の幸カレー」(税込1239円、807kcal)。


魚介とアーモンド、カシューナッツといったナッツをベースにしたシーフードカレー系の味ですが、メカジキのかみ応えのある肉厚な味わいと、帆立や海老の食感が好感触です。かなりスパイシーな辛さがありますが、シーフードカレーが好きな人なら満足のいく味となっていました。


これが盛りつけ例です。


続いて「カシミールビーフカレー」(税込1134円、883kcal)。


1983年の第1回カレーフェアに登場して以来、人気No.1のカレーとのこと。人気メニューだけに定番の味といった印象ですが、スパイスを21種類も使っているからなのか非常に高級感のある辛さやうま味があり、サラっとした中にもスパイスの味が複雑に混じり合って味に深みが生まれています。


盛りつけ例はこんな感じ。


今度は「牛すじ肉と大根のカレー」(税込1134円、663kcal)。


煮込んだ牛すじがメインです。


大根が入っているだけに非常に和風テイストでまろやか。牛すじ肉は柔らかく煮込まれており、味もちゃんと染みています。そば屋のカレーなどとは違ってかなり新鮮な味でした。なお、こんにゃくやゴボウも入れるという案もあったそうです。


実際の盛りつけはこんな感じ。


そしてこれが「タイ風グリーン海老カレー」(税込1029円、982kcal)。


海老がゴロゴロと入っていました。


グリーンカレーらしくココナッツの香りの中に唐辛子の辛さが混じっている味ですが、ナンプラーのためなのかクリーミーな中にもさわやかな辛さがあるといった印象です。辛みよりもうま味を重視しているようで、一般的なグリーンカレーよりもかなり深みのある味わい。そしてパロタとの相性がとても良かったです。


これが盛りつけ例。


どのカレーも味の傾向がしっかりとズレているのにどれも満足のいく仕上がりとなっていて、全体として「なかなか家庭では作れない味のカレー」という印象でした。カレー好きの人はもちろん、あまりカレーを食べないという人でも新鮮な味のカレーが多いので、一度試してみる価値があるのではないでしょうか。

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in 取材,   試食, Posted by darkhorse_log

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