見た目重視で音質は無視、一風変わったヘッドホンやイヤホンあれこれ

一般的にヘッドホンを購入するときには価格や音質、デザインや携帯性などを重視して選択をすると思いますが、世の中にはそういったものをまるっきり無視してとにかく見た目にこだわったヘッドホンやイヤホンが存在します。

「マイケル・ジャクソンのスリラーヘッドホン」や「シカの角が生えたヘッドホン」、「スチームパンク風耳掛け型イヤホン」など、完全に音響機器から離れてファッションアイテムに肉薄しているヘッドホンばかりなので、思わず「ヘッドホンに音質なんて最初からいらんかったんや！」と言いたくなるラインナップです。

それぞれの見た目などは以下から。Blog - The World's Most Unique Headphones

1：マイケル・ジャクソンのスリラーヘッドホン

以前も記事にしたスリラーヘッドホンです。ノキア製品のデザインを手がけているAlejandro Sanguinettさんが、ノキア製ワイヤレスヘッドホン「BH-604」を使い、マイケル・ジャクソンの名曲「スリラー」をイメージしてデザインしています。

2：シカの角が生えたヘッドホン

この、ニルヴァーナのカート・コバーン風のサングラスをかけている男性が装着しているシカの角が生えたヘッドホンは、カナダのCastor Designというデザインスタジオが手がけたそうです。ちなみに、音質はかなり悪いとのこと。

3：弾丸型イヤホン「SITi G: Nine Millimeter Earphones」

鷲が刻印されている弾丸モチーフのイヤホンです。18金でコーティングされ、弾丸のサイズは9mm。なお、価格は159ドル(約1万2731円)となっていてこちらから購入できます。

4：ジッパーイヤホン

Ji Woongさんによって生み出されたコンセプトデザインで、イヤホンのコードがジッパー状になっています。これによってコードが絡む煩わしさから解放される上に、ジッパー自体がボリュームコントローラーを兼ねているので、かなり実用的なイヤホンではないでしょうか。ジッパーが付いた服を好むギャングチームのリーダーなどにピッタリのイヤホンかもしれません。

5：ぬいぐるみヘッドホン

まるでイヤーマフのような見た目をしたぬいぐるみヘッドホン。こちらはなんと手作りで、実際に作る手順が公開されています。使う人を選びそうな見た目ですが、ファンシーなグッズが好きな人にはたまらないヘッドホンになりそうです。

6：デジカメ＆プロジェクター搭載ヘッドホン「The Headphones that Captured All」

片側に10.1メガピクセルのデジタルカメラを搭載し、もう一方にはプロジェクターが付いているという、もはやヘッドホンの域を超えているコンセプトデザインです。残念ながら商品化はされていませんが、見ているものをそのままHD画質で記録できる「サングラス型ビデオカメラ」は登場しています。

7：スチームパンク風耳掛け型イヤホン

スチームパンク風のブルートゥース対応耳掛け型イヤホンです。時計の部品や皮を使って作られています。

8：白樺を使ったスケートボード風のヘッドホン

オランダ人アーティストのParraさんがプロデュースした、スケートボードのデッキのようなデザインのヘッドホン。フィンランドの白樺を使って作られていて、厚さは1.2mmで軽量、ある程度の柔軟性もあり、音質も良好とのことです。

9：レゴヘッドホン

これはレゴを大胆に使ったヘッドホン。どうしてもレゴブロック同士の間に隙間が生じてしまうので、音質に関しては推して知るべしとのこと。ただ、首から提げているだけでもパーティーなどで人目をひくことはできそうです。

10：R2-D2型ヘッドホン

スター･ウォーズの人気キャラクター(ドロイド)であるR2-D2を模したヘッドホンです。価格は49.90ドル(3995円)と、割とお買い得ではないでしょうか。

おまけ：Jecklin Float

80年代から90年代にかけて作られたヘッドホン「Jecklin Float」は、ヘッドホンというよりは何か妙なかぶり物をしているようにしか見えません。