メモ

マイクロソフトが開発している「バーチャルヘッドホン」とは?


マイクロソフトがヘッドホンを使わなくても、周囲の人に自分がしている会話を聞かれる心配がない「バーチャルヘッドホン」のアルゴリズムの開発に取りかかったそうです。

これを使うことによって、オフィスや公共の場所でSkypeなどの音声通話ソフトなどを使わないといけない場合、これまでのように周囲の人に自分がしている会話を聞かれることや、周囲の音に紛れて相手の声が聞こえにくくなることを懸念してヘッドホンを使う必要が無くなるとのこと。


ヘッドホンが手元になくても音声通話が可能になることや、ヘッドホンのコードに悩まされずに済むことなどを考えると、とても便利かもしれませんね。

詳細は以下の通り。
Technology Review: Computer Speakers for Your Ears Only

この記事によると、現在マイクロソフトのIvan Tashevという研究者のチームが開発に取りかかっているバーチャルヘッドホンのアルゴリズムは、スピーカーから出る音の焦点を直接耳に合わせるようにすることで、自分以外の人間に音を聞き取られずに済むようになるものとのこと。

ちなみに耳から2インチ(約5センチメートル)から3インチ(約7.6センチメートル)程度離れるだけで、聞き取ることが困難になるそうです。

なお、この技術は多くのPCで用いられているスピーカーで実現可能で、最終的にはカメラと4つ以上のスピーカーを組み合わせて、歩き回りながらでも自分一人だけに音が聞こえるようにするのが目標だそうです。すごいですねこりゃ。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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