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ソニーの安価な「3Dディスプレイ」速攻フォトレビュー、PS3との組み合わせで真価を発揮


本日ソニーがアメリカ・ロサンゼルスで開催されているゲーム業界の一大見本市「E3 2011」で実施したプレスカンファレンスにおいて、PS3の3Dゲーム機能などをフルに楽しめる安価な3Dディスプレイが発表されましたが、さっそくフォトレビューをお届けします。

ただの安価でお買い得な3D対応ディスプレイかと思いきや、PS3と組み合わせることでさらに高いポテンシャルを実現する1台になりそうです。

詳細は以下から。
3Dディスプレイの展示が行われていたブース


これが3Dディスプレイ本体。画面サイズは24インチで4倍速表示および3Dに対応、バックライトはエッジライト方式の白色で、応答速度は4ms。1920×1080のフルHD表示に対応したほか、ステレオスピーカーに加えてサブウーファーを内蔵しています。


主なスペック説明。3Dメガネと3D対応ゲーム「RESISTANCE 3」、そしてHDMIケーブルの計150ドル分相当のアイテムが同梱されて499ドルを実現。なかなかお買い得なのではないでしょうか。


24インチクラスとしては初めてとなる、右目用と左目用の画像が混ざるクロストークを最小限に抑える4倍速フレームシーケンシャル方式を採用し、高品位でクリアな映像表現を実現した3D対応高性能液晶パネルを搭載。1フレームパッキング、トップアンドボトム、サイドバイサイドの各3D信号に対応したほか、2人でプレイするゲームではプレーヤーそれぞれに異なる映像を表示することができる新機能を搭載しています。


裏面


HDMI入力×2、コンポジット入力×1、ヘッドホン出力を備えています。


同梱されている3Dメガネは1台69.99ドル。PSVITAのように1ドル=100円換算で考えると、国内での希望小売価格は6980円程度になると思われます。


3Dメガネを着けたところはこんな感じ。


置いてみたところ。


PS3とminiUSB接続することで充電可能。3分の急速充電で約3時間、45分の充電で約30時間駆動します。


ちなみにPS3には3Dゲーム機能に加えて、昨年9月に行われたアップデートで3D Blu-rayソフト再生機能が備わっており、さらに安価な地上デジタル放送チューナー「torne」を買い足すことで、3Dゲーム機としてだけでなく、地デジの視聴や録画、3D Blu-rayソフトも可能な「3D対応マルチメディアプレーヤー」としても利用できるようになるため、この「3Dディスプレイ」とPS3との組み合わせは絶妙なのではないでしょうか。

ソニー・コンピュータエンタテインメント「プレイステーション 3」の3Dの世界をさらに拡げる3Dディスプレイを 全世界で2011年秋より順次発売

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in 取材,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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