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ソニー、周囲の騒音を約98%以上低減できる高音質カナル型ノイズキャンセリングヘッドホンなど3種類を発売


ソニーが本日、周囲の騒音を約98%以上削減できるカナル型のデジタルノイズキャンセリングヘッドホンを発表しました。

周囲の騒音を常に分析して最適なノイズキャンセリングモードを自動で選択する機能や音質劣化を最小に抑えて原音を忠実に再生するフルデジタルアンプ「S-Master」に加えて、ユーザーの耳の形状にあわせて騒音レベルを調整する機能やイコライザーまで搭載された高音質モデルとなっています。


また、約99%の騒音を低減できるハイエンドモデルやカラフルで安価なエントリーモデルも提供されるとのこと。

詳細は以下から。
高精度なデジタルノイズキャンセリングヘッドホンにインナーイヤータイプ登場 | プレスリリース | ソニー

このリリースによると、ソニーは6月21日からカナル型のノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NC300D」を発売するそうです。希望小売価格は3万975円。

これが「MDR-NC300D」です。アルカリ単三電池1本で約20時間駆動。


「MDR-NC300D」はヘッドホンに内蔵されたマイクロホンで検知した騒音をデジタル化して信号処理を施すことで、その騒音を打ち消す効果のある逆位相の音を発生させて騒音を低減させるデジタルノイズキャンセリングを採用したもの。

これがデジタルノイズキャンセリングのシステム構成図。これにより従来のアナログ方式よりもノイズキャンセリング性能が向上しています。


また、ヘッドホンが常に周囲の騒音を分析して3つのノイズキャンセリングモードの中から使用環境に適したモードを自動で選択する「フルオートAI(Artificial Intelligence)ノイズキャンセリング機能」や、ユーザーの耳の形状にあわせて騒音レベルを調整する「ノイズキャンセリング調整機能」を搭載。

さらにヘッドホン用に最適化したソニー独自のフルデジタルアンプ「S-Master」、臨場感のある高音質再生を実現する「デジタルイコライザー」の搭載に加えて、視聴ソースにあわせて「ノーマルモード」「Movieモード」「Bassモード」の3つのサウンドモードを選べることで、高音質を実現しているとのこと。

また、以前GIGAZINEで試用レポートを掲載した騒音を99%カットするノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NC500D」の後継機種にあたる「MDR-NC600D」も6月21日に発売。希望小売価格は4万9350円。


単4形アルカリ乾電池1本で約100時間使用可能な騒音を約90%カットできるエントリーモデル「MDR-NC33」も同日発売。希望小売価格は9975円。こちらはホワイト。


バイオレット


レッド


ブラック

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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