ソニーの全部入りウォークマン「Xシリーズ」が値下がり、iPod touchとの価格差縮まる
ソニーが4月25日に騒音を98%カットできるデジタルノイズキャンセリング機能や、タッチ操作に対応した高画質な3.0インチ有機ELディスプレイ、ワンセグを搭載したほか、無線LANを採用したことでブラウジングやYouTubeの視聴が可能なフラッグシップモデルのウォークマン「Xシリーズ」を発売しましたが、発売当初の価格から順調に値下がりしていることが明らかになりました。
競合するとみられるAppleのiPod touchとの価格差も縮まっており、ハイエンド志向のユーザーにはうれしい事態となっています。
詳細は以下から。
価格.com - SONY NW-X1060 レッド (32GB) 価格比較
大手価格比較サイト「価格.com」によると、5月17日0:00現在、32GBのフラッシュメモリを搭載したソニーのハイエンドウォークマン「NW-X1060」のレッドモデルが4万2000円になっています。ちなみにブラックモデルも4万2000円。
価格変動グラフはこんな感じ。4月25日の発売当初は4万5000円ほどでしたが、2週間ほどしか経過していないにもかかわらず、順調に価格が下落しています。
なお、競合するとみられるAppleの「iPod touch」の32GBモデルは5月17日0:00現在、3万9145円となっているため、価格差は「NW-X1060」の発売当初よりも縮まっています。
「iPod touch」の価格変動グラフ。3月中旬から5月中旬にかけての2ヶ月で1000円程度値下がりしており、ゆっくりとした値下がり傾向に。
ノイズキャンセリング技術や有機ELディスプレイなど、音質や画質にこだわった「Xシリーズ」にも革新的なインターフェースや「App Store」で自由にアプリケーションを追加できる「iPod touch」にも、それぞれのメリット・デメリットがあるかと思われますが、値下げによって価格差が縮まることで選択肢が増えるのはユーザーにとってはうれしいことかもしれません。
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