メモ

消費者庁がペニーオークション運営業者に「最大99%OFF」などの表記を改善するよう措置命令


「パソコンや家電製品などを最大99%OFFで購入できる」などという宣伝文句で人を集めていたペニーオークションの運営業者に対して、消費者庁が景品表示法第6条の規定に基づき措置命令を行いました。

対象となったのは株式会社DMM.comの「ポイントオークション」、株式会社アギトの「凄オク」、株式会社ゼロオクの「ゼロオク」。また、すでにサービスが終了している「激安オク」「みんなのオークション」の2つについても不当表示に該当する事実が認められたとのこと。

詳細は以下から。
(PDFファイル)いわゆる「ペニーオークション」運営業者に対する景品表示法に基づく措置命令について

消費者庁によると、「ペニーオークション」を運営する事業者3社(DMM.com、アギト、ゼロオク)に対してサービスの取引にかかる表示について景品表示法第6条の規定に基づいて措置命令を行ったとのこと。

それぞれ問題となった表記は以下のもの。
・ポイントオークション:「業界No.1出品数、人気商品を格安でGET!最大99%OFFで落札できるチャンス」、ノートパソコンなどの商品に「99%OFF」「98%OFF」などと表記

・凄オク:「全品新品保証付き 最大9割引の 新感覚オークション」「凄オクのオークションは、全品0円からスタート!最低落札価格もありません!だから、市場価格の60%~90%引きでの落札も当たり前!」


・ゼロオク:「新品の人気商品を激安GET!!」「ipad\692」「JTB旅行券10万円分\463」「噂の激安オークションサイト ゼロオクの魅力は何といっても 落札金額」「ヤフオク等の他のオークションサイトで数万円する商品も なんと最大99%OFF!!」「最新のノートパソコンが!\1,429」「何でこんなに安いの!?その理由は… 1回の入札金額が 1円 だからなんです!! つまり、100回入札があっても 落札金額が100円!!」

これらの表記について、消費者庁では一般消費者に対して商品を著しく安価に手に入れることができる、商品の価格が著しく安価になると誤認させるものであると指摘。

措置命令では、それぞれのサービスが商品の取引条件が実際よりも有利だと誤認させるものである旨を周知すること再発防止策を講じること今後、同様の表記を行わないことの3点が指示されています。

以前からペニーオークションについてはその取引の不公平さ、不透明さが指摘されていましたが、今後はちゃんと改善されるのでしょうか。

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in メモ, Posted by logc_nt

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