北海道の小学校が丸ごとネットオークションに出品中
少子化による統廃合を受けて閉校された北海道の小学校が、丸ごとネットオークションに出品されたことが明らかになりました。
校舎だけでなく設備も丸ごと出品されており、再利用してくれる落札者を探しているとのこと。
詳細は以下の通り。
Yahoo!オークション - 官公庁オークション プレス
Yahoo!JAPANが行っている「官公庁オークション」によると、北海道の新冠(にいかっぷ)町が行った小学校の統廃合により、7つの小学校が閉校となったそうです。そして3校は再利用してくれる売却先が決定したものの、残る4校がオークションに出品されたとのこと。
なお、小学校の敷地や校舎だけでなく教職員住宅なども丸ごと売却されており、落札したユーザーに対しては施設の改修費など財政面を中心とした支援制度を創設するなどのサポートが行われるとしています。
これが今回出品された小学校4校。「南西向き」「暖房は温風式ボイラーによるセントラル方式」「一部床暖房」など、まるで賃貸マンションの紹介文のようなフレーズが並んでいますが、一番安価な「若園小学校」でも開始価格は2180万円となっています。
「母校が売却される」というのは卒業生にとって一抹の寂しさを感じさせるものであるような気がしますが、取り壊されるよりは再利用されることで建物が存続するほうが良いのかもしれません。
ちなみに以下のリンクによると、すでに落札された3校は道内の牧場や介護業者らが購入し、馬主の交流施設や老人ホームなどとして再利用が決まったそうです。
東京新聞:旧小学校をネット競売“出品” 北海道新冠町の4校:社会(TOKYO Web)
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