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北海道に大麻を栽培できる「大麻特区」が登場へ


構造改革の一環として、北海道に遊休農地を利用して大麻が栽培できる「大麻特区」が設置されるそうです。

「どうしてそんなものが栽培されるのだろうか」と思いますが、どうやら大麻を栽培することに、思わぬメリットがある模様。

詳細は以下の通り。
北見に「大麻特区」 産業用、道が認定

北海道新聞社の報道によると、北海道は国が行っている「構造改革特区」の北海道版である「北海道チャレンジパートナー特区」として、北見市の「産業用大麻栽培特区」を認定したそうです。


これは麻薬成分が低い大麻を遊休農地を使って栽培するというもので、大麻は輸入や国内流通が厳しく規制されていますが、検査態勢の整備などを北海道が支援するとのこと。なお、栽培した大麻は建築資材などへ活用するとしています。

また、このような産業用の大麻を栽培する特区は2004年度に始まっており、すでに4地域が選定されているとのこと。

ちなみに産業用大麻についてですが、以下のリンクによると建材や断熱材、不織布、生分解性プラスチックとして利用可能なほか、生育速度が極めて速く、二酸化炭素の固定化に特化しているため、バイオマス燃料への転換などが期待できることや、地下水の浄化作用への貢献などの効果もあるそうです。

(PDFファイル)経済産業省 非予算(特区・地域再生 検討要請)

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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