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Yahoo!オークションが即決商品と競り商品を分化する大幅リニューアルを実施


日本最大のインターネットオークションサービス「Yahoo!オークション」が、2011年9月6日より大幅リニューアルを実施。価格固定の「即決商品」と、値段が入札によって決定される「競り商品」に出品段階で分化させることを明らかにしました。

Yahoo!オークションがリニューアル、「競り商品」と「即決商品」を分化 - Yahoo! JAPAN広報からのお知らせ - Yahoo!ブログ

現在の「Yahoo!オークション」では、多くの場合1つの出品に対して、入札で決まる「現在の価格」と「即決価格」が表示されています。基本的に入札方式で競りを行いつつ、どうしても商品を競り落としたい場合は、ほとんどの場合「現在の価格」より高い値段が設定されている「即決価格」の金額を支払うことで、オークションを期限前に終了させ、落札することができます。その一方で、「即決価格」のみを設定している出品者もいるため、それを購入したい場合は固定価格を支払うような形になっていて、一般のネットショッピングに近い感覚で使うことも可能。


Yahoo! JAPAN広報のブログによると、「Yahoo!オークション」は市場が大きくなるにつれて出品数が増えて、目当ての商品の検索がしづらくなっていることや、さまざまな機能を追加したことでシステムが複雑化していることを問題視していたとのこと。

初めてサービスを利用する人にとって分かりづらいものになっていて、サービス提供開始時の「誰もが簡単に」というコンセプトからの、"ずれ"も見られるようになってきたため、「誰もが簡単に商品の売買ができる場所の提供」への原点回帰を図るため、今回のリニューアルを行うことになったそうです。

これがリニューアル後のイメージ画像。オークションの醍醐味である「競り商品(オークション形式で売買される商品)」と「即決商品(いますぐ落札できる固定価格の商品)」の商品リストを分けて表示します。


Yahoo!広報に電話で問い合わせてみたところ、このリニューアルに関して出品側には特にこれまでと変更されるところはなく、これまで通り「競り商品」にも即決価格を設定することは可能となっているそうです。

変更後は「オークション形式の商品」のタブをクリックすると、即決価格を設定している商品も含むオークション形式の商品が表示され、「今すぐ落札の商品」をクリックすると、競り価格は設定していない固定価格の商品だけが表示されます。「すべての商品」のタブではこれまで通り、価格設定によらず検索結果が表示されるため、時と場合に応じて使い分けることで、より便利にオークションを利用できそうです。

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in メモ,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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