メモ

かつてのハイテク商品がずらり、健康・生活用品のレトロな広告いろいろ


「歯茎マッサージ器」「たばこ収納機能つき帽子」など、かつて売られていたさまざまなアイデア商品のレトロな広告が紹介されていました。

全体的に見るとオシャレな広告ばかりですが、紹介している商品のハイテク具合があさっての方向に向かっています。今も昔も健康器具や生活用品にはおもしろいアイデアを盛り込む傾向が強いことに気づかされる、何とも味わい深いものになっています。


広告ポスターの画像は以下から。The Strange Things You Can’t Buy Anymore | Jaffa Mood

人の指を模したマッサージ器。歯科医師もオススメする歯茎のマッサージを手軽に行える機械らしいのですが、丸いボディから突然指が突き出て震えているというのはちょっと怖いです……


5平方フィート(0.46平方メートル)にキッチンのすべての機能を凝縮しています。シンクがめちゃくちゃに小さい一方でコンロが3口あるなど、なかなか斬新な構成です。


この細身のピストルはもちろん銃の宣伝ではなく、中に殺虫材が入っているもの。なかなかスマートなボディで、害虫と戦う時の武器としては今でも通用しそうです。命中率はともかくとして。


どこか怪獣や宇宙人を思わせる形状のマスクは、何とマックスファクターが開発したもの。1日中スタジオの強力なライトに照らされている女優のために開発され、化粧によるダメージを与えることなく美しい肌に仕上げるようです。美肌になれるとしても、このマスクをしているところは誰にも見られてはいけない感じがします。


おしゃれな帽子に見せかけて、タバコを20本収納できる便利グッズ。ハンドバックの中をあさらなくても、さっそうと喫煙ができるということです。


一方、この広告でタバコのようにくわえているものは、ハチドリを飼いならすためのボトル。はちみつが中に入っていて、エサを求めて飛んできたハチドリと戯れることができます。これは楽しそう。


日本でもかつて一大ブームを巻き起こしたルービックキューブ。くるくるとうまく回らないのを防ぐための潤滑剤が売られていたほど、素早くパズルを完成させる競技が盛り上がっていたということのようです。


「480本もの指が優しく頭皮をマッサージ!」とのことですが、製品の写真を見るとちょっと使うのがためらわれるほどメカ丸出し。


健康器具の「ワンダー・サウナ・ホット・パンツ」は空気を入れて膨らませるサウナスーツのようなもの。現代売られている同様のコンセプトのものより風船みたいで、かぼちゃパンツ風。


水道代の節約になるという共同シャワー。たくましい男性たちがわきあいあいと語らい、汗を流しているところを見ると、日本で言うところの銭湯みたいな機能があったのでしょうか。


日光浴をするための装置で、頭に関する病気を治癒してくれるようなのですが、美容院で見かけるパーマをかけるための装置にしか見えません。


デートの際に女性から「今何時?」と聞かれた時、一気にその場の雰囲気を台無しにするであろう斬新な腕時計。


空気を入れてふくらませる、いわゆるダッチワイフの広告ですが、驚くべきは右下部分に書いてある「10日間無料お試し期間」。今はまずありえないサービスですね……


古代ローマ風の女性が描かれた、サナダムシダイエットの広告。サナダムシを体内で飼うことでやせられるという内容で、やせるためならここまでするかという執念が感じられるものとなっています。広告では安全そうに書かれていますが、素人が手を出したら確実に何か危ないことが起きそうです。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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