数々のテロ事件の首謀者とされるビン=ラディン容疑者の名前をワシントン行きファーストクラスの搭乗券で発見
(by ManilaRyce)
2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件をはじめとする数々の事件の首謀者とされるオサマ・ビン=ラディン(ウサーマ・ビン=ラーディンなどとも表記)。所在地や足取りはおろか、生死すらもはっきりしておらず、CIA(アメリカ中央情報局)はその追跡と逮捕を今も最優先事項としています。
そのビン=ラディン容疑者の名前がワシントン行きファーストクラスのチケットから見つかったそうです。身を隠しているはずのラディン容疑者の名前が見つかるというのは、一体どういうことなのでしょうか。
詳細は以下から。
British Airways Gives Terrorist Osama Bin Laden a Boarding Pass - ABC News
ABCによると、イギリスを代表する航空会社ブリティッシュ・エアウェイズの航空機のファーストクラスのチケットの中に、ビン=ラディン容疑者の名前とも読める「BIN LADEN / OSAMA」と入ったものが確認されたそうです。
これが問題のチケット。
ただし、このチケットは実際に発券されたものではなく、ヒースロー空港のスタッフ用に配布されているLHR Newsという社内誌に掲載されたもので、「iPhoneを使うと搭乗券がペーパーレスでダウンロードできる」という特集に登場しました。
Michele Kropf報道官はABCの取材に対して「ミスは社内誌で見つかりました。なぜこのようなミスが起こったのか調査中です」と回答。ブリティッシュ・エアウェイズは現在労使紛争が長引いている最中にあるため、いくつかのブログでは「ビン=ラディン容疑者の名前を挿入したのは、現状に不満のある従業員か、元従業員の仕業じゃないか」などと噂されています。真相を知ってみるとほっとしますが、それにしてもちょっとシャレにならない冗談ですね……。
近ごろは報道されることも少なくなったビン=ラディン容疑者ですが、今はいったいどこにいるのでしょうか。
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