インタビュー

作品世界にいかにキャラクターを溶け込ませるか、マンガ家・結賀さとるの作品作りやその生活についてインタビュー


アニメ化・小説化などのメディアミックスが行われた「E'S」(月刊Gファンタジー連載)を代表として「ラズ・メリディアン」(月刊プリンセス連載)、「ゴールデン・コリドール」(月刊Asuka)などの作品を描いてきた結賀さとるさん。2010年4月にはオールカラー描き下ろしで「チーゴと迷子の赤いハート」を出版するなど、ジャンルにとらわれない活躍を見せています。

今回は、結賀さんがマンガ家を志した理由から、どうやってあの作品を生み出してきたのかということまで、いろいろとお話をうかがってきました。

インタビューは以下から
最新描き下ろし作品「チーゴと迷子の赤いハート」を手にする結賀さん。


◆最初からマンガ家を目指していたわけではなかった
GIGAZINE:
公式サイトではブログのような形で近況などを書いてらっしゃいますが、ネットはけっこうご覧になる方ですか?

結賀さとる:
普段はパソコンの電源は切っているんです。やっぱり、みんなパソコンは付けっぱなしなんでしょうか。

GIGAZINE:
使う人はずっと電源はつけっぱなしだったりしますね。

結賀:
パソコンではなく、携帯で見ていたりはするんですけれど。

GIGAZINE:
なるほど。
では、早速ですが、なぜマンガ家を志したのか、教えて下さい。

結賀:
マンガ家になる……という気はなかったんです。高校を出て美術系に行こうかと考えたとき、絵を描くというよりはパッケージデザインなどの仕事をやりたいと考えていたんですけど、学校の先生が「真面目に学校に通っていても就職難にぶつかってなりたいものになれるとは限らない。だから、コネを作るため会社に修行に行った方がいい」とアドバイスをくれたので、夏休みにアルバイトをしたりしていました。この時は、デザインをするというよりは本当に雑用でした。
でも、そのまま卒業となってしまって。急遽絵の道に進もうと決めて、大学の推薦を蹴ってしまっていたので、親からは「1年間でとりあえずしたいことを決めなさい。決めなければもうダメだ」と言われれました。

GIGAZINE:
なるほど。

結賀:
子どものころから「絵が上手い」「将来はマンガ家だな」みたいなことを周囲に言われていたんですけど、子ども心にもマンガ家になる人なんて一握りだし、画家なんてちゃんとした仕事かわからないと思っていたので、逆に絵が嫌いになってしまっていたんです。でも、高校ぐらいになってフツフツと絵をやりたいと思うようになり、美大に行きたいという同級生の話を聞いたり、予備校に行ったりしたら、その時期から始めるのは遅いぐらいなんですよね。

GIGAZINE:
そうなんですか。

結賀:
やりたいことは美大に行って絵を描くことなのか?と、子どものころの振り出しに戻ってしまって。デザイン関係や絵を描くことに関連した仕事を探していたとき、マンガ家のアシスタント募集を見つけて、いのまたむつみさんのところでアシスタントするようになったんです。そこで「マンガの賞とか出さないの?」って言われたんですが、お話を作って、それを背景と合わせて、コマを割って…ということに魅力を感じなくて。読むのは楽しいけれど、自分がその職業になるというと心構えが必要ではないかと思ったんです。

GIGAZINE:
確かにそうですね。

結賀:
いのまたさんに「審査員をやっているから、出しなよ」って言われたんですが「描いたことがないから出せません」と断ってしまいました。

GIGAZINE:
なんと(笑) このあと短編でマンガ家デビューを果たし、月刊Gファンタジーで新人賞を獲得、とマンガ家キャリアが始まっていくわけですね。

結賀:
そうですね。始まってからは「マンガ家になりたい」と思ってなった人たちと横並びになるので、半端な気持ちではいけないと必死で勉強しました。

GIGAZINE:
なるほど。ちなみに、読む方はお好きだったんですか?

結賀:
読む方は好きでしたね。

GIGAZINE:
どういった作品を読んでいましたか?

結賀:
家にあったマンガ以外はあまり買っちゃいけないという感じだったので(笑)、手塚治虫さんとかちばてつやさんとかの、巻数が20巻を越えるような作品ばかり読んでいました。中学ぐらいになると学校で雑誌を読んだりして、そこから作品を知ったりしましたね。

GIGAZINE:
新しいのを買っちゃダメと、結構厳しいご家庭だったんですね。

結賀:
厳しかったです。マンガ家のアシスタントをやると言ったときも、「それはマンガ家になるためにやるの?」と聞かれたりして。「水商売だから絶対ダメ!」って言われました。

GIGAZINE:
なるほど…デビューして反応はいかがでしたか。

結賀:
デビューできても認めてはもらえないですよね。認めてくれたのっていつ頃だろう……単行本が出たぐらいでもダメでしたね。

GIGAZINE:
実は家で単行本を全部買ってくれていた、なんてことはなかったですか。

結賀:
そんなドラマっぽいことはないです(笑) 結局、「週刊少年ジャンプ」とか、親がコンビニでも見かけるような雑誌で作品を描きたいと目指したわけでもなく、自分がやりたいことをやれる雑誌を選んでいるので、最初の段階から親が理解できるマンガではないですよね。

GIGAZINE:
今は「なんだかマンガ家をやっているらしいぞ」と思われているのでしょうか。

結賀:
そうですね。

結賀さん、さらさらっとサイン中。


◆結賀さとる流作品の作り方
GIGAZINE:
結賀さんの作品は全体的にファンタジーの雰囲気が多いと思うんですが、やはりそういう雰囲気がお好きなんですか?

結賀:
好きですね。

GIGAZINE:
今回の「チーゴと迷子の赤いハート」なんかは、絵本のような雰囲気もありますが。

結賀:
こういうのも好きです。

GIGAZINE:
以前描かれていた「E'S」はバトル要素が強かったですね。どういった系統が好き、というのはあるのでしょうか。

結賀:
特定の世界の中にキャラクターを入れて、住まわせるのが好きなので、「チーゴ」であればこの世界にあったキャラクターを、「E'S」であればあの世界にあったキャラクターを、という感じです。

GIGAZINE:
キャラクターありきではなく、世界を作っている感じなんですね。

結賀:
なので、「チーゴ」でも「E'S」でも違いは考えていないですね。「チーゴ」では頭身を縮めて絵柄を変えたというわけではなく、この世界にE'Sのキャラクターがいたら浮いてしまうなということです。ジャンルはあまり関係ないですね。

GIGAZINE:
なるほど。では、今も頭の中にはこんな世界がいいな、あんな世界もいいかも、というアイデアがあるのでしょうか。

結賀:
そんなにポンポンとは出ないですけれど(笑) 世界観を考えるのは好きですね。

GIGAZINE:
小説などをご覧になることは多いですか?

結賀:
多いです。挿絵の仕事以外でも小説は読みますね。

GIGAZINE:
お好きな作品はどういった傾向のものですか?

結賀:
そうですね……時代小説やファンタジー、あとはミステリーも読みますね。ミステリーにしてもファンタジーにしても、中の人間がどれだけ絡んでいるかに重点を置いていて、好き嫌いははっきり分かれます。謎解きよりも、キャラクターの配置などに目がいってしまいます。

GIGAZINE:
読んでいて「このキャラクターはこうすればいいのに」と思ってしまうこともあったりしますか?

結賀:
ありますね(笑) だから、マンガを描き始めたころよりも、だんだんと小説の挿絵の仕事が難しく感じてきていたりします。他人の作品を純粋に読者として読み、このシーンの挿絵を描くからと仕事で読み、そして「ここはこうしたらいいのに」と自分で考えて読む、の3通りぐらい読んでしまいますね。

GIGAZINE:
「E'S」のときはご自身で小説を書かれていますが、文章も書かれるんですか?

結賀:
普段は書かないです。この時だけですね。

GIGAZINE:
マンガ家が自ら小説を書くというのは珍しいケースだと思うんですが、この場合はなぜ結賀さんが書かれたんでしょうか?

結賀:
ちょっとオフレコでないと言えないような部分もあるんですが、担当さんが「自分で書いてみて」みたいに……。

GIGAZINE:
「自分で書く」と手を挙げたわけではなく、担当さんの判断だったんですね。

結賀:
その時点ではまだ先が長いところだったので、作者しか知らない設定もあるだろうということだったみたいですね。

GIGAZINE:
今後、また小説を書いたり…ということはありますか?

結賀:
ない、と思います。小説家の知り合いも増えたので、そういうことはやっちゃいけないというか、恥ずかしくてできません。

GIGAZINE:
好敵手という意味でのライバル、お互いしのぎを削っているな、というようなマンガ家さんはいますか?

結賀:
うーん、雑誌の連載とかが終わっちゃったから見つけづらいですね。あと、同期デビューの人というのが少なくて、秋田書店から短編デビューした時点でアシスタント先の先生や、一緒にアシスタントをしていた人たちと年が離れていたというのもあります。逆に、舞い戻ってくるかのように先日秋田書店でまた描いたときには「あの先生やこの先生が同じ年ぐらいですよ」って言われたんですけれど、ずっと一緒に描いていたわけでもないですしね。

GIGAZINE:
この人の世界観の作り方は好きだな、というような作家さんはいますか?

結賀:
うーん…(長考)…一人ではなく何人もいらっしゃるんですけれど、この人はこの作品、あの人はあの作品というような感じで、毎回好きなマンガ家さんが好きな作品を描くかというと…今回のはちょっと違うなってことも(笑)

GIGAZINE:
読んでいて「ココが好きだ」という箇所も多そうですね。

結賀:
そうですね。ただ、この作家さんだからこそ味が出ているのであって、自分でやるとこう描くなというところもあります。

GIGAZINE:
自分だとこうするのに、ということですか?

結賀:
いえ、この人だからこそ上手くできているのであって、自分だとこう描いちゃうな、ああいう風にできてたらいいな、という方向ですね。でも、マネしたからといってうまくいくかというと…ですよね。

GIGAZINE:
なるほど。

◆マンガ家・結賀さとるの生活
GIGAZINE:
どういったリズムで生活を送ってらっしゃるんですか?

結賀:
仕事はエンジンがかかるのが遅いんですよ。起きてから5時間は描いたとしても後でなかったことにしてしまいます(笑)。だんだんノってくるのが10時間後ぐらいなので、普通の人みたいに24時間サイクルで睡眠を考えると全然仕事がはかどらなくなってしまうんです。仕事は休憩を入れたりしつつ、20時間ぐらいぶっ続けでやったりします。

GIGAZINE:
なかなか規則正しい生活というのは難しいですね。

結賀:
最初に仕事を1日半ぐらいやると睡眠時間がずれてしまって、そこからまた仕事をして…とじわじわずれていってますね。

GIGAZINE:
だいたい30時間サイクルぐらいにはなっているんでしょうか。

結賀:
後半に行けば行くほどおかしくなってきますけど(笑)

GIGAZINE:
どのような食事をしていますか?

結賀:
夕食はアシスタントさんと全員で食べるようにしています。私が起きたときにみんなが夕食だったらそこで一緒に食べて、他は部屋で適当に食べたりします。なるべくどこかで1回顔を合わせるようにしています。

GIGAZINE:
食事の内容はどのようなものですか?

結賀:
普通にご飯とおみそ汁とおかずと、という和食です。

GIGAZINE:
外で買ってきたりはしないんですか?

結賀:
買ってきたものだとすごく体調が悪くなりますね。

GIGAZINE:
アシスタントさんは何名ぐらいですか?

結賀:
ずっと2人です。

GIGAZINE:
では、仕事場はお馴染みの雰囲気なんですね。

結賀:
そうですね、放っておいても大丈夫みたいな感じです。ただ、仕事を回すのが遅いので、待機してもらっている時間が結構あります。初日に来てもらってもまず仕事はないですね。

GIGAZINE:
生活の中で気をつけていることはありますか?

結賀:
1日の中だと、健康ですかね。

GIGAZINE:
30時間サイクルの生活だと、どうしても健康維持が難しいですよね。先ほど、買ってきたものだと体調を崩してしまうという話がありましたが、やはり食事には気を遣っているのでしょうか?

結賀:
たまに食べる分にはいいんですが、ジャンクフードなどを食べると体が油を分解できていなくて、悪いものが全部体に溜まってしまうんです。特に、動かしていない足に膿が出たりして、動けなくなってしまうので、なるべく健康的に、と考えています。

GIGAZINE:
どうしても机にずっと向かっている仕事柄、運動量が減ってしまいますよね…。何か運動を増やそうという心がけとかありますか。

結賀:
今はちょうど長い連載が終わったところなので、運動をする余裕のある仕事量にしようと思っています(笑)

GIGAZINE:
ちなみに、先ほど本にサインしていただいたときに自画像(ウサギ)を描いてもらいましたが、ウサギはお好きなんですか?

サイン右下にあるのが結賀さんが自画像としていつも描いているウサギ。


結賀:
いや、好きかといわれると好きじゃないかもしれません(笑) 学生時代、メモを回したりするときにみんなが自分の記号としていろいろ描いていたものの名残だと思います。

GIGAZINE:
なるほど…そのころに他の人と違う記号として描いていたのがウサギだったんですね。

結賀:
あと、雑誌によってはコメントのところに自画像カットがあったりするんですけれど、自画像がヘタだったというのと、顔出しもしていないので、じゃあウサギにしておけばいいかな?と。

GIGAZINE:
特にウサギを飼っているわけでもないんですよね。

結賀:
飼ってないですね。飼っているのは犬なんですけれど、犬を描くわけにもいかないですし。

GIGAZINE:
「ブラックジャックによろしく」の佐藤秀峰さんが「月収70万円で大変だ」「コミックスが発売されないと、かけたお金が回収できない」などと書かれていましたが、こういったことは本当ですか?

結賀:
ニュースを聞いたときに一理あるとは思いました。会社や雑誌によってやり方は違うと思いますけれど、私のところでも原稿料分はアシスタントさんに行ってしまい、単行本を出さないと大変という結論は同じです。ただ、読者数の母体の違いなどもありますし、「うちはうち」と思いますね。

GIGAZINE:
「チーゴと迷子の赤いハート」豪華版はオールカラー描き下ろしです。マンガ家さんによっては、色塗りが好きじゃないのでカラーページが苦手だという人もいるそうですが、結賀さんは得意な方なのでしょうか?

結賀:
得意……うん、苦手ではないです。

GIGAZINE:
人によってはカラーページになるとテンションが落ちてしまうという話を聞いたことがあるのですが。

結賀:
そういう話はありますね。今回のお仕事はもともと「オールカラーで」という話だったので、普通のマンガではできないことができるということもあり、楽しく仕事ができました。

GIGAZINE:
どういう色にすればいいか悩むということもなかったですか。

結賀:
オールカラーで何色にしてもいいというところで、すごくこだわって時間がかかってしまったというのはありましたね。マンガ家さんがよく苦労するのはカバーや巻頭の一枚イラストだったりするんですけれど、今回のようにすべてがカラーだと、コマとして成立していても全体のバランスがバラバラだとダメなので、そのあたりに苦労しました。

GIGAZINE:
なるほど。

1つ1つのコマはもちろん、全体としてもバランスを整えなければならないオールカラー作品。


この画像ではWEB用に減色しているので、実物はさらに鮮やかです。


結賀:
最初にフランスの会社からバンド・デシネでと話をいただいて。フランスのマンガ文化は日本の週刊少年マンガが読まれていたりするぐらいなんですが、その中でもバンド・デシネは歴史が古くて、コマがまるでフィルムを切って貼ったように正方形で、動きを全部追っかけていかなければならないので、普通のカラーページとは違う苦労がありました。アメコミ調だともっとイラストっぽく描けるんですが、そういうわけにもいかず。

GIGAZINE:
なるほど、マンガのようなフィルムブックのような独特の形式なんですね。

結賀:
はじめにそういう企画から入っていったので、それを意識して描いています。

◆マンガ家を目指す人へ
GIGAZINE:
最初に「実はマンガ家を目指していたわけじゃない」と伺って驚いているんですが、これからマンガ家を目指す人へのアドバイスなどいただけますか。

結賀:
「初めからマンガ家になりたい」と思ってマンガ家になる人は、その想いは私のように後からマンガ家になった人が手に入れられない想いなので大事にして欲しいです。逆に、私のようにマンガの中の一部分が好きだったというところからマンガ家になる人もいると思います。そういう人はそこから勉強を積み重ねていくことになりますけど、なんとかなるから頑張りましょう、と(笑) 勉強するのが楽しくなってきたらいけるかな?と思いますね。

GIGAZINE:
子どものころからバリバリとマンガを描いていなくても大丈夫ですよね?

結賀:
いや、でもやっぱり前者の人にはかなわないです(笑) コレが好きだと思っている人は、勘や天性でパッと描けそうなイメージがあります。実際はそんなわけないって怒られちゃいそうですけど(笑)

GIGAZINE:
マンガ家になろうか悩んでいる人が「今からでも遅くはないんだ」と自信を持てたのではないかと思います。本日はありがとうございました。

結賀先生には「チーゴと迷子の赤いハート」に直筆サイン&メッセージをいただきました。次のプレゼント記事の賞品の一つなので、プレゼント記事もお楽しみに。ちなみに、結賀先生はこれまでサイン会を実施したことがなく、今回「チーゴ」の初回限定版としてサイン入り限定本が出たのが初刊行だそうです。


「チーゴと迷子の赤いハート」は猫のような異人種の子・チーゴとノミの冒険者が繰り広げるファンタジー・アドベンチャー。ディズニーやピクサー映画のようなキャラクターが、おもちゃ箱のような可愛らしい世界を冒険する、絵本のようなマンガです。オールカラーB6判の豪華版が税込4200円、モノクロA5判の通常版が1575円で、TOブックスから絶賛発売中となっています。

豪華版の表紙はこんな感じ。


こちらが通常版表紙。


チーゴと迷子の赤いハート|TOブックス

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in インタビュー,   マンガ, Posted by logc_nt

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