品薄状態が続いている桃屋の「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を食べてみました

発売当初からあまりにも売れまくるため、「「辛そうで辛くない少し辛いラー油」品薄状態についてのお詫び」というのを2009年10月14日に告知、今もなお桃屋のオンラインショッピングでは「品切れ中」表示になっているのがこの「辛そうで辛くない少し辛いラー油」です。

実際に食べた人からは「あれはやばいね、ご飯の上にかけて食べるとあまりにもウマイ。デブ好みの味で実にヤバい！！」ということを聞いていたので、早速近所のスーパーで売っていたものを買ってきました。

というわけで、辛いのか辛くないのか名前だけだとどっちなのかよくわからない「「辛そうで辛くない少し辛いラー油」」の詳細は以下から。
商品詳細：辛そうで辛くない少し辛いラー油｜桃屋
http://www.momoya.co.jp/products/detail/rayu_sukoshikarai.php

現時点では桃屋からオンラインでの購入はできず、品切れ中。

桃屋のオンラインショッピング_製品一覧

で、近所のスーパーでは普通に売っていたのでまとめて3瓶購入。

カロリーが半端ないほど高く、100グラムあたり656kcal。一瓶で110グラムあるので、一気に食べるとかなり危険なことになりそうです。

また、中身が油まみれなので、横倒しは厳禁。

「スプーンでよく混ぜ、具材と共にお召し上がりください」とのこと。中身は食用なたね油、フライドガーリック、食用ごま油、唐辛子、フライドオニオン、唐辛子みそ、砂糖、食塩、パプリカ、すりごま、オニオンパウダー、粉末しょうゆなどなど。

底の方から透かして見たところ、フライドガーリックとフライドオニオンがぎゅぎゅっと山ほど詰まりまくっています。これはすごい。

いざ、「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を開けてみることに。

もうふたのギリギリまであふれんばかりの勢い。ここにスプーンをつっこんでかき混ぜるわけですが、何かこう、ジャリジャリとした感触がスプーン越しに伝わる感じ。本当に大丈夫なのか……？なんだか激辛っぽく見えるのですが……。そう、このジャリジャリ感はかつて我々を苦しめたあの防塵マスク＆ゴーグルを着用しないと作れない激辛唐辛子100本入りの「ギロチン炒飯【ゴッド】」を本当に命がけで食べてきたときと同じ感触。あれもジャリジャリとしており、かなり危険極まりなかったのです。

ビビっていても始まらないので、炊きたて五穀玄米ご飯をお茶碗によそって、いざチャレンジ。

ザクザクジャリジャリとした確かな手応えを感じつつ、まぜまぜ。

なんだかとてつもないレベルで辛そうな見た目。これをご飯の上に投下します。

ぴゅー、どさっ。

これをいただくわけですね。一口目にかなりの勇気というか、覚悟が必要だったのですが、実際に食べてみるとほとんど辛みがなく、ラー油などのうまみだけが取り残された感じ。全体的に塩味が適度な感じで、そこへフライドガーリックとフライドオニオンのザクザクバリバリジャキジャキという食感が楽しく口の中で響き渡る感じです。ぼんち揚げとかおかきの袋の最後の方に残っているカケラを集めてざらざらーっと口の中に流し込んだときと似ています。

大根の上にもかけてみたところ、実によく合う。和風な感じが引き立ちます。味のインパクトを加えることができ、なおかつ素材の味を引き立てる調味料といった趣です。

味付けを全くしていない卵焼きにもかけてみたところ、これも非常にマッチ。シンプルな味付けになっているものとよく合う傾向が強いようです。

価格は税込400円。スーパーでは358円で売っていました。品切れになっている店舗とそうでない店舗の差はかなり激しいらしく、その地域にこの商品を気に入った人が10人もいればあっという間に全滅するのは必至。実際、今回実家にこの「辛そうで辛くない少し辛いラー油」を持って行ったのですが、「これはすごい！」ということで大好評でした。いろいろなものと組み合わせることができる万能さとうまみの引き立て具合がちょうどいい感じになっているようです。見かけた際には一度買ってみてとりあえずご飯と一緒に食べてみれば、お気に入りの味かどうかがよくわかるのではないかと。個人的には、これを使ってペペロンチーノを作るとすごそうな予感がします。