アート

幾何学的で繊細な野球バットの彫刻


以前GIGAZINEではどこにでもある鉛筆を削って作られたすごい彫刻を紹介したことがありますが、今回はアーティストPeter Schuyff氏によるどこにでもある木製バットを削って作られた彫刻作品をご紹介します。スパイラルに彫られたバットはボールを一度打つだけで壊れてしまいそうですが、その繊細さが緊張感のある美しさを生み出しています。

詳細は以下から。Peter Schuyff

「Dutch Baseball」というシリーズから。


短いバットはリトルリーグサイズでしょうか。


シリーズ内の作品はすべてらせんをモチーフにしているようです。


Peter Schuyff氏は1958年Baarn産まれ、現在はアムステルダムで活動するオランダ人アーティストです。


シリーズ名の「Dutch Baseball」は直訳すると「オランダ野球」ですが、「Dutch」が付く言葉には「Dutch courage(酒の勢いを借りた勇気)」「Dutch date(割り勘デート)」「Dutch uncle(けちなオヤジ)」「Dutch cap(女性用避妊具)」「Dutch widow(売春婦)」などさまざまな表現があるので、「Dutch Baseball」もほかの意味があるのかもしれません。


ちなみにオランダには1922年創立のプロ野球リーグ(フーフトクラッセ)もあり、ヨーロッパではイタリアと並ぶ野球強豪国とされています。


ボールを打てば折れてしまいそうですが、これらのバットを使った素振りを見てみたい気もします。スイング音なども独特なのではないでしょうか。


このほかにもPeter Schuyff氏の絵画や彫刻などのさまざまな作品は以下のサイトから見ることができます。

Peter Schuyff

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in アート, Posted by darkhorse_log

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