札束をレーザーカットした挑発的アート

アメリカ1ドル紙幣の束をレーザーカットしたこれらの繊細な作品はブルックリン在住のタトゥーアーティストScot Campbell氏によるもので、マイアミのギャラリーO.H.W.O.W.で行われた個展「Make It Rain」に出品され話題を呼びました。
「お金を切り刻むなんてもったいない」という反応も当然あったようですが、1ドル約90円(2009年10月8日10:40現在は1ドル=約88.4円)で換算すると20枚重ねても1800円、100枚の束でも約9千円と、ほかの彫刻素材にくらべ決して法外ではない材料費となっています。
詳細は以下から。Art for a Dollar - DivineCaroline
価値が下落したドルを切り刻むという、現在の経済危機に対する風刺ともとれるこれらの作品ですが、アメリカ造幣局によると紙幣の切断は罰金または6ヶ月以下の懲役に値する犯罪行為となっているようです。大丈夫なのでしょうか?
タトゥーによく用いられるドクロモチーフ。

こちらもドクロ。歯のあたりが立体的で細かい。

聖母

「Thank you Jesus」

「The Thrill is Gone」

「Always Almost There(いつもあとちょっと)」

バラと有刺鉄線もタトゥーで人気のあるモチーフ。

拳銃

死神

握手するガイコツ

クモの巣

展示の様子。

Photo by Norman Lendzion
個展ではこんなダークな作品も。

Photo by Norman Lendzion
このほかにもScot Campbell氏の作品は以下のサイトで多数見ることができます。
scottcampbelltattoo.com
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in アート, Posted by darkhorse_log
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