すべて白で統一した日清のバンクーバーオリンピック日本代表応援記念カップ麺3種試食レビュー

日清からバンクーバーオリンピック日本代表応援記念カップ麺として「どん兵衛 WHITE 白ちゃんぽんうどん」「U.F.O. WHITE ホワイトカレー」「カップヌードル WHITE クリームシチューヌードル」が発売されました。冬季オリンピックに合わせてすべて「白」を基調とした商品になっているのですが、一体どのような味になっているのか試食してみました。

食べる前から若干不安な商品もありますが、「白」をどれだけ活かせているのでしょうか。

詳細は以下より。
カップヌードル WHITE クリームシチューヌードル｜製品情報｜日清食品

日清のどん兵衛 WHITE 白ちゃんぽんうどん｜製品情報｜日清食品

日清焼そばU.F.O. WHITE ホワイトカレー｜製品情報｜日清食品

これらが日清から発売されたバンクーバーオリンピック日本代表応援記念カップ麺3種。左から「どん兵衛 WHITE 白ちゃんぽんうどん」「U.F.O. WHITE ホワイトカレー」「カップヌードル WHITE クリームシチューヌードル」。

まずは「カップヌードル WHITE クリームシチューヌードル」から。「WHITE」という文字がデカデカと記載されておりインパクトがあります。

フタにも冬らしく雪の結晶のイラストが印刷されています。

「がんばれ！ニッポン！」とJOC（日本オリンピック連盟）のオフィシャルパートナーであることをアピール。

アレルギー物質表記。

1食あたり388kcalと通常のカップヌードルの357kcalより若干高め。

ふたを開けるとこんな感じ。クリームシチューらしくジャガイモやコーンなどが入っています。

お湯を入れて3分待ったら……。

完成。スープはクリームシチューらしくとろみがあるものなので、しっかりかき混ぜないと固まりができてしまうので、底の方から掘り返すように混ぜた方がよさそうです。

デカいジャガイモがアピールしています。

合わなさそうなのに、クリームシチューとラーメンとの相性が意外と良いことに驚きました。ミルクシーフードヌードルみたいなものでしょうか。イメージとしてはジャガイモポタージュスープにめんを入れたような味ですが、ラーメンに合わせた塩加減になっているためちょうどいいバランスになっています。とろみのあるスープでしっかりとめんと絡み合い、食べ終わった頃にはかなりの満足感が味わえます。残ったスープにご飯を入れてリゾット風にして食べるとオイシイかも。

続いて「どん兵衛 WHITE 白ちゃんぽんうどん」。白と青のパッケージから冷たいうどんをイメージしてしまいそうですが、温かいうどんです。

アレルギー物質表記。

1食あたり394kcal。どん兵衛 きつねうどん (東日本)の413kcalよりも若干少なめ。

内容物は「粉末スープ」「かやく」「調味オイル」の3つ

かやくと粉末スープを入れるとこんな感じ。

ちゃんぽんというだけあって「いか」や「かまぼこ」などの具材がゴロゴロ。

お湯を入れて3分待ちます。

最後に調味オイルを入れると……。

完成。

調味オイルの香りが食欲をそそります。

いかにもオーソドックスなチャンポンににうどんを入れたという感じ。万人受けする味ですが、人によっては物足りなさを感じる人もいるかも。クセのある味ではないので、おろしニンニクを加えたり香辛料を加えたりして自分なりのアレンジを加えるとかなりおいしくなるかも。やはり、新極太麺は以前の麺よりもモチモチ感が段違いで、満足感が増していることを改めて実感。

最後に「U.F.O. WHITE ホワイトカレー」。塩焼きそばではない「白いカレー」には戸惑いを隠せません……。

底の部分に作り方やアレルギー物質が表記。

アレルギー物質表記。

1食あたり588kcalとU.F.O.の564kcalより若干高め。

内容物は粉末ソースと液体ソース。

ふたを開けるとこんな感じ。

ジャガイモがゴロゴロ。

完成系はこんな感じ。

液体ソースがどろっとしているため、見た目からべとついている……。

口に入れたときの滑らかなクリームソースと後からくる焼きそばっぽいスパイスの感じにちぐはぐさを感じました。液体ソースがかなり濃厚で口に入れたときのクリームソースの広がり具合は「焼きそば」という感じとかけ離れています。何だか無理やり焼きそばにしてしまった感じで、これならあえて焼きそばにするのではなくパスタにして最後のスパイシーさを取ってしまった方がよかったのではないかという印象を受けました。