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世界初、ウィルスを集めてインフルエンザにかかるためのマスク「INFLU」


マスクといえば、ウィルスの侵入を防いだり口や鼻まわりの湿度を保つことによって風邪を予防する、または感染症にかかった人が周囲にウィルスをばらまくのを防ぐために着用するのが普通ですが、新型インフルエンザ(H1N1)ウィルスを含む病原体を集中的に吸い込み積極的にインフルエンザや風邪に感染することを目的とした世界初のマスクが登場しています。

詳細は以下から。INFLU (INFLU)

その名も「INFLU」、「In」と「Flu(流感・インフルエンザの略語)」と「インフル」をかけています。吸入バルブに組み込まれた電池式のマイクロファンで周囲の空気からのウィルスの吸入量を増やし、感染リスクを通常の数百パーセントに高めることができるそうです。


こんな感じで着用。前面のバルブから空気を取り込み、下から排気します。マスクを外したら熱を測り、首尾よく風邪をひけたかチェック。


通勤・通学中などに着用すると効果的です。


横からみたところ。


この「INFLU」マスクはスウェーデン人のデザイナー・エンジニアErik Sjödin氏と、スウェーデンのKonstfackで室内建築と家具デザインを専攻するスイス人の大学院生Michel Bussien氏によるプロジェクトで、「計画的に風邪をひき、自然な方法でインフルエンザの抗体を作り、免疫力を高めよう」というコンセプトの模様。

なお、65歳以上の人や5歳未満の子ども、妊娠中や持病のある人の着用は推奨されないとのことです。

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in アート, Posted by darkhorse_log

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