発熱すると色が変わって周囲に警告できるマスク
新型インフルエンザの流行や、寒さにより風邪をひきやすい季節になったこともあって、マスクを着用する人を多く見かけるようになりました。カラフルなものや模様の入ったものなど個性的なマスクも多数登場していますが、スウェーデンでテキスタイルデザインを専攻する学生Marjan Kooroshniaさんがデザインしたこのマスクは温度により色が変わるサーモクロミック・インクでプリントされていて、発熱により呼気の温度が上がると色の変化により周囲に警告できるようになっています。
詳細は以下から。Chic Swine Flu Mask Changes Color When Your Temperature Rises | Ecouterre
吐く息の温度により色が変化。
黒地のマスクはファッションの一部として取り入れられるかもしれません。
ウィルス模様。色が変わるだけでなく、よく見ると触手のような模様も現れています。
花や植物などの模様のマスクはアレルゲンに合わせて選ぶこともできるようになっています。
顔全体を覆うタイプのマスク。外で着用するのはちょっと勇気が要るかもしれませんが、額もカバーしているため体温の変化が色に反映されやすくなっています。
工場や医療現場など全員がマスクを着用している環境で取り入れれば、色が変化したマスクは周囲から浮き出るため、発熱した人を早期に隔離し感染症の拡大を防ぐことができるかもしれません。
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