消防士の学校で訓練用の消防車11台が火事で炎上する
消防士を育成する学校で火事があり、1台11万6000ポンド(約1700万円)もする消防車が11台も焼けてしまうという恐ろしい事故が起こりました。普通なら火事など起こりえないはずの場所なわけですが一体どうしてこんなことになったのでしょうか?
詳細は以下
Over 50 firefighters were called out to Moreton-in-Marsh to put out a blaze at a building at the Fire Service College.
BBC NEWS | England | Gloucestershire | Blaze breaks out at fire college
火災があったのはイギリスのグロスタシャーにある、創立30年を超える消防士学校の建物。朝の9時頃、建物が燃えているのを学校の関係者が発見しすぐさま地元の消防隊に通報、58人の消防士が消火にあたり鎮火に成功したそうです。
燃えた建物には12台の消防車が格納されており、このうちの11台が駄目になってしまったとのこと。同じ建物には1200リットルのディーゼル燃料と500リットルの油圧オイルがあったとのことで、これに引火していたらもっとひどい被害にあっていた可能性もあります。
出火の原因はまだ分かっていませんが「燃えた建物には少量の電気機器などの装備があった」とのことで、これが何か関係しているのかもしれません。
以下はBBCニュースの動画。格納庫の消防車が大変なことになってしまっているのが分かります。
YouTube - Fleet lost in fire college blaze
なお、学校側は「燃えた機材はいずれも古い物ばかりで怪我人もなかった。通常の学校運営には大きな影響はない」と語っているそうです。
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