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イギリスの警察がダンボール警官に約240万円を費やす


イギリスの警察が遠目には本物にしか見えないダンボール製の警官に約240万円費やしていることが公開されたそうです。近づけば人間ではないと容易に見分けがついてしまうと思いますが、警官っぽい姿があるだけで犯罪の抑止効果が出ると見込んでいるようです。

詳細は以下から。
Police spend £20,000 on cardboard officers - Telegraph

一見、現場に警官がいるかのような印象を与え、犯罪を抑えるのがダンボール警官の役目で、情報公開法に則った調査によるとイングランドやウェールズの13の警察が採用しているとのこと。


ダービーシャー警察では2年間で6650ポンド(約84万円)をダンボール警官に費やし、ウエストミッドランズの警察は80体のダンボール警官を1万ポンド(約125万円)で新たに注文。エセックス警察は8体のダンボール警官に760ポンド(約10万円)費やして、ガソリンスタンドなどに設置。クリーブランド警察は1760ポンド(約22万円)を費やして公園や店舗に設置しているそうです。

ダンボール警官はこんな感じ。本物は真ん中だけ。
Mr Smith Goes to Holyrood: Special Cop.


ダンボール警官自体が盗まれてしまうという事件も起こっており一般の警察官は偽警官に予算を投じることに対して疑問視しているそうですが、警察官連盟の副長・Simon Reed氏は「治安維持に対して投じられる費用は少ないが、ダンボール警官は給与を必要とせず費用を削る抜本的解決になると思われる」と話しています。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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