燃料価格の高騰を受けて、ついに週休3日制が導入
燃料価格の世界的な高騰が叫ばれて久しい昨今ですが、ついにその影響で週休3日制が導入されたそうです。
なんだかとてもうらやましい話ですが、いったいどういうことなのでしょうか。
詳細は以下から。
Energy surge prompts move to 4-day work week in US
この記事によると、アメリカでは燃料価格の高騰を受けて雇用者だけでなく労働者を保護するために、従来の「1日8時間で週5日労働」ではなく「1日10時間で週4日労働」を新たに取り入れる試みが始まっているそうです。
すでにアラバマ州のバーミンガム市では、来月1日から市の職員2400人を対象に週4日労働を取り入れるほか、警察や消防分野の1000人についても年末までに取り入れる方針とのこと。
市の広報担当者は、この試みによって職員が支払う燃料代を年間50~100万ドル(約5340万円~1億670万円)削減できると同時に、職員が自分の子供と向き合う時間を増やせることで、託児所などに使うコストも削減できるとしています。
また、この試みは学校にも波及しており、一部の自治体では週4日授業を行うとのことですが、授業日数が減る代わりに一日あたりの授業時間数が増えるため、小学生などには負担が大きいのではないかという声も上がっています。
なお、アメリカでは週4日労働のほかにも在宅勤務や通勤時に車を相乗りすること、低燃費車を導入するといった試みも行われていますが、調査会社によると大多数となる23%の会社が採用した方法が今回の週4日労働だそうです。
あくまで車社会であるアメリカの話なので、鉄道網が発達している日本で同様の試みが行われるかどうかは疑問ですが、週休3日というのがライフスタイルにどのような影響を与えるのかが興味深いですね。
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