CryENGINE2.0の3DCGと実際の風景写真とを比較する画像
CryENGINE2.0はドイツのCRYTEK社が開発したゲームエンジンで、作り物っぽくなってしまう屋外の情景をいかにリアルに表現するかというところにこだわっているそうです。そのCryENGINE2.0の3DCGと、ほぼ同じ角度からの写真とを比較すると、CryENGINEのこだわりが伝わってきます。
詳細は以下の通り。
Fatadam.com >> Comparison Between CryEngine 2 and Real-Life
画像はすべて左が写真、右がCryENGINE。
CryENGINEは水面が透明すぎる気がする。
波の表現はやはり難しいようで、ちょっと差が出ている。
正面奥の木立に少し違和感を覚えるぐらいで、写真と言われても信じてしまいそう。
緑が少し不自然。
印象が違うので比較しづらいが、どちらも本物に見える。
影が少し鮮やかすぎる?
自然の方が優しい色合い。
こうして比較してみると、写真ではなくCGだと知っているから見分けられるものの、最初から写真だと言われて見せられたら違和感はあってもそれがなぜかわからないかも。
CryENGINE2.0のプロモーション映像は以下から見られます。
GDC 2007 Tech Trailer from Crysis-online.com - Stage6
Stage6が見られない場合は以下からダウンロードできます。リンク先へ飛んで、ダウンロードボタンの横の文字列を入力してダウンロード。
Crytek Engine2 Teaser
もともとCryENGINE2.0はElectronic Arts社からリリース予定のFPS「Crysis」のために開発されたエンジンだったが、ライセンスビジネス化したとのこと。現在、同じFPS出身としてはUnreal Engine 3が有力で、採用されているタイトルが多い。
開発元のCRYTEK社の公式サイトは以下。
crytek news v1.3
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