見るだけでわかる圧倒的なクオリティのゲームエンジン「CryENGINE 3 SDK」最新版トレーラームービー

Crytek社のゲームエンジン「CryENGINE 3」のSDK(開発者向けキット)が現地時間4月13日に最新版にアップデートされ、CryENGINE 3を使ってどのようなゲームが作れるのかというトレーラームービーも最新のものが公開されました。ちなみにこのSDK、非商用ゲーム向けなら誰でも無償で使用できることができるとのこと。誰でも使いこなせるわけではないですが、このレベルの作品が無料で出てくると、ゲームメーカーの中には苦しめられるところも出てきそう……。

CryENGINE 3 SDK 3.4.0 Trailer - YouTube


水中にぼんやりと浮かび上がる赤い光……

何人ものダイバーたちが泳いできたところ

ピクセルごとに被写界深度の調節ができます

キャラクターテッセレーション。テッセレーションとはDirectX 11最大の新機能で、「最も簡単に説明すると(略)、ポリゴンをより細かく分割する方法です」とのこと。

ちょっと耳の輪郭が尖っていますが……

輪郭修正で自然な感じに。

こんな凸凹した皮膚でも自然に表現できる変位マッピング

今後は少し荒れた森林へカメラが移動。

アダプティブ・テッセレーションの説明へ。

岩場はこのように作られています。

今度は海、ココだけ見ると実写映像っぽいのですが、あくまでCryENGINE 3で作った海です。

波頭などの表現が細かく変えられます

「パーティクルシャドーイング」OFF状態

ONにするとこんな感じで影が入ります

手元の操作はチェックボックスにチェックを入れるだけ

他の場所でもこんな感じの見え方の違いがあります

リアルタイム反射、男性が歩いていくとその姿が鏡にちらっと映り込みます。

ダイナミックAIナビゲーション、これはエリアを指定しているところっぽい。

いろいろなアイテムを配置

ガラスに向かって射撃を行うと……

まずは弾痕が刻まれ、さらに射撃が続くと全体が割れて崩れていきます。

もやに包まれたような海辺の集落

建物がくっきり見えるような露出にすると山の部分が白飛びしてしまいます

山がくっきり見えるようになると、全体的に真っ暗になってしまいます。これをハイダイナミックレンジ合成。

どんな景色の中でもそれぞれのパーツが適切な明るさで見えるようになりました

最新のCryENGINE Free SDK v3.4はCrydev.netからダウンロード可能です。