Googleの決済サービス「Google Checkout」、各国語版を準備中
メールアドレスをさらさず、自分の個人情報も伝えず、簡単にオンラインでお買い物ができるようになるGoogleの決済サービス「Google Checkout」、どうやらアメリカ以外の国にも本格的に対応する準備が整い始めたらしく、規約に次々と世界各国の言語が追加されています。
日本には海外でいうところのPayPalみたいな強力な決済サービスがネット上に存在しておらず、いわばライバル不在の状態といっても過言ではないため、アメリカの次にサービスインする可能性が大とされており、Google側も日本において複数のパートナー企業と提携完了次第、サービス展開をする可能性が高いようです。
要するに、「Google Page Creator」や「Google Base」、そして「Google AdWords」と連携することで、個人事業主レベルでも簡単にオンラインショッピングサイトが格安で製作可能になる、というわけです。
詳細は以下の通り。
Google Checkout opens up to other countries | Googling Google | ZDNet.com
これがその根拠となっているGoogle Checkoutの規約ページ。
Accept payments through Google - Terms of Service
日本は既に2006年11月29日の段階で買う側としては利用可能になっており、あとは売る側の方できちんと利用できるようになるかどうかを待っている段階。よく見てみると12月7日の日付でカナダ、インド、ニュージーランド、シンガポール、香港、台湾が追加されており、順次拡大中です。
最終的にはどのあたりまで拡大する予定かというのは、Google Checkoutのヘルプがヒントになります。
Google Checkout Buyer Help Center - Google Checkout is available to buyers with billing addresses in...
現段階で米国においてどれぐらい普及しているかというと、かなり急速に普及しています。次のページにGoogle Checkout対応済みの企業や店がリストアップされています。日本での有名どころだと、トイザらスとかスターバックスでしょうか。
Sample a few places to shop
これら以外にも山ほどの個人レベルでの売買に使用されています。とはいっても、PayPalほど普及しているわけではないので、PayPalなどのサービスが存在しない国に注力する流れは必然と言えるでしょう。
というわけで、次は「Google Checkout」について解説しておきます。
知られざるGoogleの決済サービス「Google Checkout」とは?
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