アフィリエイトの次、ドロップシッピングとは?
ネットにおける副業の歴史で言うならば、ネットオークション、そしてアフィリエイトと来たわけですが、次はどうやら「ドロップシッピング」らしい。
で、ドロップシッピングってのはどういうことかというと「直送販売」のことです。ネットでお店を開くネットショップの一形態ですが、既存のネットショップとの最大の差は、
1.在庫不要
2.発送手続き不要
3.代金回収の手間不要
4.値段を自分で決めることができる
という4つの点。手元に売るものが必要ないだけでなく、利益幅が調整できるのはかなりウレシイ。
超有名な例だと海外の「CafePress.com」というのがその先駆者です。こちらがするのはデザインだけ。あとは誰かがそのデザインされたグッズを買えば、デザインした人に利益が入るというわけ。
CafePress.com
http://www.cafepress.com/
販売できるものは以下の通り。
CafePress.com : Sell Online : Products you can sell
http://www.cafepress.com/cp/info/sell/products/
本も作れますね
http://www.cafepress.com/cp/info/sell/products/books
オーディオ及びデータCDなんかも可能
http://www.cafepress.com/cp/info/sell/products/audio
単純にデザインをプリントするだけなのでこのモデルならシステムさえ整えば可能なのは分かりますが、日本ではやっと今年から出てくるかな~という感じ。
また、最近のドロップシッピングというのはこの自分でデザインするとかそういう手間すらなくしてしまったもののこと。行うのはネット上で売る、これだけ。アフィリエイトよりも1個あたりの利益幅が大きいのが特徴。
たとえばCafePress.comの場合。Tシャツに自分でデザインして売ろうと思った場合、まずはここを見ることになります。
CafePress.com : Sell Online : Apparel
http://www.cafepress.com/cp/info/sell/products/apparel
大体15ドルぐらいですね。これが元値。これにいくらでも好きなだけ利益幅として自分の取り分を上乗せすることができるわけです。自分の利益として10ドル欲しいのであれば、売値は25ドルになります。
元値(15ドル)+利益(10ドル)=売値(25ドル)
元値は選ぶ商品によって変わり、好きなものを選べばよし。利益は好きなように決定すればOK。簡単な仕組みですね。
で、よく売れる商品であれば値段を下げてみたり、期間限定で安くしてみたり、まさに「お店屋さんごっこ」の現実版ができるというわけ。
こうなるとみんなに「欲しい!」と思わせる商品をいかに揃えるかが勝負所となってくるわけで。既存のお店はみんなその点に苦心して商品開発とかをしているわけですが、CafePress.comの場合はデザイン自体がそのまま差別化となるのでうまくいっているわけです。
こうして見てみると「値段を自分で決めることができる」という点が最大の注目箇所ではないかと。既に日本でもCafePress.comみたいな形式のサイトが出てきていますが、ロイヤリティーという形で何%という感じで決めうちであり、自分で決められないところが多いようです。
なお、読売の記事がより深く知るために参考になります。
新しいネット商法“ドロップシッピング”は在庫なし・発送せず・集金せずでリスクなし : ネット&デジタル : YOMIURI PCから : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/net/frompc/20060209nt05.htm
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