ハードウェア

Samsungが最大容量1PBのSSDを開発中か


Samsungが250TBから1000TB(1PB)の大容量SSDの開発を行っていることが、企業向けにストレージソリューションを提供しているScalityの共有した情報から示唆されています。

Scality says Samsung is developing nearline SSDs up to 1 PB
https://www.blocksandfiles.com/flash/2026/05/15/scality-says-samsung-is-developing-nearline-ssds-up-to-1-pb/5241031


Samsung is pushing flash storage toward a petabyte for AI data centers - Startup Fortune
https://startupfortune.com/samsung-is-pushing-flash-storage-toward-a-petabyte-for-ai-data-centers/

ストレージサプライヤーのScalityがニュースサイトのBlocks&Filesに共有した情報によると、Samsungは250TBから最大1PBのSSDを開発中で、これまでHDDが占めていた大容量ストレージの領域へSSDを押し込もうとしているとのこと。


SamsungのSSDは「ニアラインSSD」と呼ばれる種類のもので、大容量かつ低価格、さらに比較的アクセス頻度の低いデータの管理に用いられる点が特徴です。Scalityによると、このSSDはQLC(クアッドレベルセル)と呼ばれる書き込みサイクルが短いタイプのドライブよりさらに耐久性が低く、1日あたり何回書き込みが可能かを示すWPD(writes per day)という指標はQLCの5分の1程度になるとのこと。

このことから、当該SSDは「書き込み」よりも「読み取り」を重視する分野をターゲットにしていると考えられています。具体的には、AI用データセット、メディアアーカイブ、検索拡張生成(RAG)システムなどです。


また、SamsungのSSDはE3LまたはE2フォームファクターに対応した、電力効率を確保しつつ大容量化が行えるデバイスになっているそうです。これにより1つのサーバーラックに合計500PBほどのドライブを搭載可能で、利用者は使用するラック数を減らして必要床面積等を節約することができます。

Scalityは「私たちはSamsung Memory Research Centerと共同開発契約を締結しています。つまり、実質的に次世代製品を共同開発しているのです。この契約に独占権はありません。他のフラッシュプロバイダーとも協力していますが、Samsungとは特に深く連携しています」と述べたとのことです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
NVIDIAがAI特化GPU「Rubin」とAI特化CPU「Vera」の詳細を発表、AIラック「Vera Rubin NVL72」の処理性能はFP64精度で2400TFLOPS&Groqの高速推論チップも統合 - GIGAZINE

Huaweiが「SSDと磁気テープのハイブリッドストレージ」を開発中、速く・安く・長く保存可能 - GIGAZINE

「2026年までに300TBのSSDを実現する」という野心的な目標をオールフラッシュ・ストレージを開発するPure Storageが掲げる - GIGAZINE

テラバイトをはるかに上回る「ヨタバイト」の大きさを分かりやすく示す図 - GIGAZINE

in ハードウェア, Posted by log1p_kr

You can read the machine translated English article Is Samsung developing an SSD with a maxi….