超スローモーションカメラを使って10000fpsでドラムの衝撃波を見てみるとこうなる

ハイスピードカメラを使ってさまざまな瞬間を超スローモーションで撮影するYouTubeチャンネルのThe Slow Mo Guysが、ドラムをたたいた際の衝撃波を約10000fps(1秒1万コマ)で捉えています。
Paint Shockwaves on Drum with Robot Camera at 10,000 FPS - The Slow Mo Guys - YouTube

The Slow Mo Guysのギャビンさん(左)とダニエルさん(右)。

バスドラムをスローモーションカメラで撮影するムービーは、The Slow Mo Guysが2016年にも投稿しています。以下のムービーでは、バスドラムの上に6色の塗料を載せてからたたくことで、衝撃波がどのように広がっていくのかをスローモーションカメラで撮影しています。
Paint on a Drum in 4K Slow Mo - The Slow Mo Guys - YouTube

2016年のムービーは4Kで美しい映像を撮影することも目的としていたため、3000fps程度しか達成できず、衝撃波を詳細に捉えるにはコマ数が不足していたとギャビンさんは語っています。そのため、新しい企画では、フル解像度で9350fpsの撮影が可能なハイスピードカメラ 「T4040」を使って、より詳細にバスドラムの衝撃波を撮影することに挑戦しています。
まずは過去のムービーと同じように、バスドラムの上に塗料を載せます。過去のムービーでは6色でしたが、今回は8色のグラデーションを作りました。

塗料がキレイに並んだ状態で、バスドラムをマレットでたたきます。超スローモーションの映像では、マレットがドラムヘッドに軽く沈む様子がよくわかります。

その後、帯状に載せられた塗料がほとんど同時に跳ね上がっているように見えます。

横から撮影すると、マレットでたたいた付近は衝撃が強く、遠い位置は衝撃が弱いことが分かります。

次に、カメラをバスドラムに重なる位置まで近づけて、衝撃波がカメラに近づいてくるような配置で撮影しました。

マレットでたたいた瞬間、ドラムヘッドの全体が波打ちます。

たたいた箇所の塗料が最初に跳ね上がりました。

その後、「たたいた位置→中央→手前」と波のように衝撃が来るのではなく、中央と手前はほとんど同時に衝撃が生まれているように見えます。

ロボットアームを使うことで、真上からの撮影もしています。

中央をたたいた様子を真上から撮影すると、衝撃が同心円状に伝わっていく様子がよく分かりました。

・関連記事
水上スキーを超スローモーションで見るとこうなる - GIGAZINE
50000ボルトの電圧を5000000FPSで超スローモーションで見るとこうなる - GIGAZINE
ペイントボール同士の衝突を8万2000fpsという超スローモーションで見るとこうなる - GIGAZINE
「南京錠をピストルで撃ち抜く瞬間」をスローモーションで見るとどんな感じなのか? - GIGAZINE
弾丸を弾丸に命中させる瞬間を87万5000fpsの超スローモーションで撮影した動画 - GIGAZINE
・関連コンテンツ
in 動画, Posted by log1e_dh
You can read the machine translated English article This is what happens when you watch a dr….







