「南京錠をピストルで撃ち抜く瞬間」をスローモーションで見るとどんな感じなのか？

「ガラスの割れる瞬間」「巨大水風船が割れる様子」「爆発が物体を貫通していく様子」など、さまざまな劇的瞬間をスローモーションで撮影してきたYouTubeチャンネルのThe Slow Mo Guysが、「鍵のかかった南京錠(なんきんじょう)をピストルで撃ち抜く瞬間」のスローモーション映像を公開しました。

Can a bullet break a padlock? - YouTube

台の上に南京錠のかかった箱が置かれていますが、開けるための鍵がありません。

「鍵で撃ち抜いちゃおうか？」と提案を受け、The Slow Mo Guysのダン氏はノリノリで手をたたきました。

というわけで、台の上にピストルを設置。

至近距離に箱を置いて、南京錠を撃ち抜きます。

「パン」と乾いた音がすると、銃弾を受けた南京錠が箱ごと吹っ飛びました。

フレームレート8万fpsの超スローモーションで、南京錠に銃弾が当たる瞬間を見てみます。

飛んでくる銃弾。

南京錠の上部に当たり、金属片がはじけ飛びました。

しかし、南京錠自体は無事なようで、依然として鍵はかかったままです。

続いて2発目。

今度の銃弾は南京錠のほぼ真ん中に直撃します。

ぶつかった部分がえぐれましたが、やはり南京錠自体はかかったまま。

ダン氏が引っ張ってみますが、南京錠は外れません。

南京錠の本体部分を狙うのが悪いのではないかということで、今度は南京錠のシャックル(掛け金)の部分を狙ってみることに。

再びピストルと南京錠付きの箱を設置。

ピストルの発砲音とほぼ同時に、箱が吹っ飛びました。箱のフタも開いています。

ダン氏の肉眼でも、うまくいったという手応えがあったようです。

8万fpsのスローモーション映像を確認してみます。シャックルめがけて銃弾が飛来しました。

今度は南京錠本体ではなく、箱の留め金に伸びているシャックルの部分に当たりました。

銃弾は箱を貫通して中に入り、留め金の部分がゆがんでいます。

さらに、衝撃でシャックルが壊れたのも確認できました。

喜びの笑顔を浮かべるダン氏。

銃弾が当たったのはシャックルの左側でしたが、壊れたのは右側。

壊れた南京錠は簡単に外すことができました。

銃弾が貫通した痕が残る箱を開けてみます。

The Slow Mo Guysは「南京錠の鍵は箱の中に入っていた」というオチを用意していたようですが、箱を貫通した際に銃弾が直撃したせいで、鍵は箱の中で粉々になっていました。