有給を活用してできるだけ連続の休暇を取得できるよう提案してくれる「Stretch My Time Off」
有給休暇と休日を組み合わせることで、「この日に休みを取ると、これだけ長い連休を取得できる」ということをAIが提案してくれるサイトが「Stretch My Time Off」です。どれだけ長い連休を取得できるのか、実際に使って確かめてみました。
Stretch My Time Off - Optimise Your Vacation Days
https://stretchmytimeoff.com/
Stretch My Time Offは以下のような感じ。
連休最大化の計算をするには、まず「Country」をクリックして国を選択します。
プルダウンメニューから「Japan」を選択。一覧から選択するほか、文字入力することもできます。
上下の矢印で取得できる有休の日数を変更し、左右の矢印で年を選択。すると、「12日の休暇を57日の連休に変換できる」と示されました。
ページをスクロールすると、カレンダー上のどこで連休を取得すると連休の数が最大化するかを見ることができます。カレンダーのうち、紫色で表示されているのが祝祭日で、緑色が「有給を取得すべき日」として示されています。
このサイトでは3日以上の連続した休みを「連休」として、休暇を組み合わせることで4連休以上をどれくらい作ることができるかを自動的に計算して最大化しているとのこと。たとえば2025年2月では11日火曜日に建国記念の日があるため、10日月曜日に有給を取得すると4連休になります。4連休以上の合計日数を最大化するために、有給の数として指定した「12日」をどこで取得すべきかを教えてくれるという仕組みです。
休暇の数を「5」に変更してみました。この場合、元旦から取得していた5連休が3連休まで短縮しています。このように、祝祭日を基本として連休を最大化する計算は可能ですが、「三が日はそもそも休み」のような場合は十分に計算できない可能性もあります。
また、国を変更することで世界の祝日を見ることもできます。たとえば「Country」を「United States of America」にして、アメリカの場合州ごとに祝日が設定されているものもあるので、「New York」と都市名も選択。すると、2025年2月12日水曜日に「エイブラハム・リンカーン誕生日」、2月17日月曜日は「ジョージ・ワシントン誕生日」が祝日であるため、休暇によって10連休を作ることが提案されていました。なお、州によってはワシントンとリンカーンの誕生日を合わせた「大統領の日」として2月第3月曜日のみを祝日とする場合や、ワシントンの誕生日は1732年2月22日のため22日が祝日である場合もあります。
Stretch My Time Offの製作者がHacker Newsに投稿した内容によると、Stretch My Time Offは「シンプルで機能的なサイトをAIがどこまでできるか」を確認するために構築されたとのこと。そのため、Stretch My Time OffはAIでコードの自動生成やエラーの検出を行うCursorとOpenAIのGPT-4oを組み合わせて制作されています。
・関連記事
休暇明けの仕事ストレスを減らすための7つのポイント - GIGAZINE
「日曜日が終わってしまう恐怖」と戦うための3つの方法 - GIGAZINE
休み明けから最高のスタートを切る「最高の休日の過ごし方」とは? - GIGAZINE
連休明けに子どもを「学校へ行くモード」にする5つのポイント - GIGAZINE
ゆったりと寝るための旅行を提供する「スリープツーリズム」ビジネスについて専門家が語る注意点とは? - GIGAZINE
・関連コンテンツ