メモ

10分以上トイレに座るのは危険と医師が警告


腸の専門家が、トイレに座るのは平均で5分~10分くらいに抑えないとダメだと警告しました。長時間座ると痔などのリスクが高まるそうです。

Don’t sit on the toilet for more than 10 minutes, doctors warn
https://www.meritstreetmedia.com/news/dont-sit-on-the-toilet-for-more-than-10-minutes-doctors-warn


Don’t sit on the toilet for more than 10 minutes, doctors warn : r/Health
https://www.reddit.com/r/Health/comments/1gppzdq/dont_sit_on_the_toilet_for_more_than_10_minutes/

Don't sit on the toilet for more than 10 minutes, doctors warn | Hacker News
https://news.ycombinator.com/item?id=42178746

ニューヨーク州ロングアイランドにあるストーニーブルック医科大学の医学助教授で、炎症性腸疾患センター所長を務めるファラ・モンズール医師によると、トイレに長く座ってしまうと血液が下半身に充満してしまい、腸を取り巻く血管が肥大してさまざまなリスクを高めてしまうといいます。

一般的に便座は楕円形で、お尻を突き出すような形で座ることができますが、これは直腸を下げ、お尻により圧迫してしまう原因になっているそうです。重力によって下半身に集まった血液は、高まった圧力で肛門や直腸に充血し、血管を肥大させ、痔のリスクを高めてしまいます。また、用を足そうとして無理にいきんでしまうことも痔を作る原因になります。


人によってはトイレにいると安心すると感じる人もいて、便座に座りながら長時間スマートフォンを見たりすることもあるはず。しかし、モンズール氏は「長時間座り続けると、肛門の筋肉の衰えや骨盤へのダメージにつながることに加え、直腸の一部が肛門から飛び出てしまう『直腸脱』を引き起こすことがあります」と指摘。こうした長時間の座位は、肛門器官にとってよくないことだと警告しました。

カリフォルニア州アーバインにあるシティー・オブ・ホープ・オレンジカウンティーの胃腸科医、ランス・ウラドモ医師は、長時間座ることを避けるために「トイレに電話や雑誌、本を置かないように」アドバイスしています。

また、便秘等で排便がうまくいかない場合について、 テキサス大学サウスウェスタン医療センターの外科医であるライ・シュエ医師は「10分経ったらやめるように」と提言しています。シュエ氏によると、座るのをやめて少し歩き回るといいそうで、これにより腸の筋肉が刺激されて便意が促されることができるといいます。


シュエ氏は「患者が私の所に来て『なんとなく体調が悪い』と言ってきたとき、詳しく聞かなければならないことの1つはトイレにいる時間です。長時間のトイレ座りは健康に害を及ぼします。規則正しい排便を促し、力まないようにするためには、水分補給に加え、オーツ麦や豆類などの食物繊維の多い食品を摂ることも大事です」と述べました。

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in Posted by log1p_kr

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