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ボードゲーム「カタンの開拓者たち」作者の遺した小説が刊行へ


有名ボードゲーム「カタンの開拓者たち」の小説が2024年10月に刊行されることがわかりました。著者はゲームの生みの親であるクラウス・トイバー氏です。

Beloved board game Catan is getting a novel... well, another novel | Polygon
https://www.polygon.com/tabletop-games/448103/catan-board-game-novel

カタンの開拓者たち」は1995年発売でドイツ年間ゲーム大賞やドイツゲーム大賞などを総なめにした、ボードゲームの金字塔的作品の1つです。


生みの親であるトイバー氏は、かなり早い段階からゲームの小説化を考えていたようで、歴史小説家としてすでに名を馳せていたレベッカ・ゲーブル氏の作品を読んで「この人ならカタンの物語を書けるに違いない」と考えてゲーブル氏に打診。トイバー氏のアイデアをもとにゲーブル氏が書くという二人三脚体制で小説「カタンの開拓者」が書かれ、2003年にドイツで出版されました。2011年には英訳版も出版されています。

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小説の舞台は850年。北ヨーロッパの海沿いにある小さな村・エラスンから、新たな生活を求めて旅だった乳兄弟のカンダミールとオズムンドが、船の難破により異教伝承の島・カタン島にたどり着き、島で社会を形成しつつ謎の女王シグリンドを巡って対立していく姿を描いています。

新たな小説はトイバー氏が自ら執筆したもので、舞台は860年。異母兄弟のソロルフ、ユングヴィ、ディグールの3人は、ヴァイキングの首領ホルドールの娘を助けたことからホルドールに目をつけられて一族ともども土地を追放され、太陽の国カタンへと逃げ延びる……という内容です。

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ゲームニュースサイトのPolygonによれば、出版社のブラックストーンパブリッシングは「ゲーブル氏による小説は歴史フィクションでしたが、トイバー氏による新作は『カタン』のストーリーに不可欠な部分で、自伝『My Journey to CATAN』執筆時にトイバー氏は自分でこの小説を書くことを決めました」と説明したとのことです。

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in メモ,   ゲーム, Posted by logc_nt

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