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イーロン・マスクがX本社の移転を表明


イーロン・マスク氏がX(旧Twitter)とSpaceXの本社をカリフォルニア州からテキサス州へ移転することを表明しました。マスク氏は移転の理由としてカリフォルニア州で成立したLGBTQ関連法案を挙げています。


2024年7月15日に、カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事が法案「AB 1955」に署名しました。このAB 1955はLGBTQの子どもの支援を目的としたもので、「教育機関の関係者が子どもの性自認について知った際に、子どもの同意なく他の人に伝えることを禁止する」という条項が含まれています。

カリフォルニア州で成立したAB 1955は、「教育機関の関係者が子どもの性自認を子どもの同意なく親に伝えること」も禁じています。マスク氏は、この点に言及するポストに反応する形で「この法律を理由に、多くの家族や企業がカリフォルニア州を去るだろう。州が自分の子どもを奪い去ることを許せる人はいないはずだ」と述べ、AB 1955は親の権利を剥奪するものだと主張。


さらに、「これは最後の一撃だ。カリフォルニア州にはこの法案のほかにも、家族と企業を攻撃する多くの法律がある。このため、SpaceXは本社をカリフォルニア州ホーソーンからテキサス州のスターベース(テキサス州にあるSpaceXの宇宙基地)に移転する」と述べ、SpaceXの本社移転を表明しました。


続けてマスク氏は「私は『この種の法律は家族や企業に対して子どもを守るためにカリフォルニア州を去ることを強制するものだ』とニューサム知事に対して1年前に説明していた」と述べ、カリフォルニア州やニューサム知事の政策にかねてから不満を抱えていたことを明かしています。


そして、SpaceX移転表明から18分後には「Xの本社もオースティンに移転する」とポストし、XとSpaceXの本社をどちらもテキサス州へ移転する意向を示しました。


マスク氏は「建物に出入りする際に暴力的な薬物中毒者の集団を避ける生活はうんざりだ」とも発言しています。


なお、マスク氏は一連のポストも後も「カリフォルニア州知事は、親の権利を破壊して子どもたちに永続的なダメージを与えるリスクのある法案に署名した」と主張し、AB 1955を含むカリフォルニア州の既存の法律やニューサム知事の姿勢を非難しています。

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in メモ, Posted by log1o_hf

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