ネットサービス

派手に光って三日三晩周辺住民を苦しめたX本社の巨大ロゴが撤去される


撤去されたTwitterの看板に代わってX本社の社屋に取り付けられたものの、まぶしすぎることで周辺住民からの苦情が相次ぎサンフランシスコ市当局が対応に乗り出していたXの電飾看板が、解体されたことがわかりました。

Twitter to be fined for installing 'X' sign on roof of San Francisco headquarters without a permit, city says - ABC7 San Francisco
https://abc7news.com/twitter-x-sign-taken-down-bright-light-sf/13578182/

Elon Musk's X Corp. seen removing giant glowing sign in San Francisco
https://www.cnbc.com/2023/07/31/elon-musks-x-corp-seen-removing-giant-glowing-sign-in-san-francisco-.html

カリフォルニア州のテレビ局であるABC7 Newsは2023年8月1日に、X本社の屋上に設置されたロゴが3日で撤去されたと報じました。作業員による解体は2023年7月31日の朝に行われ、その日の午後までにはなくなりました。


サンフランシスコ市建築検査局によると、市には「Xのロゴがまぶしすぎて迷惑」「点滅のせいで眠れない」といった苦情が24件寄せられていたとのこと。市からは、X本社の不動産所有者に対しては違反通知が発行されていました。


建築検査局の広報担当者であるパトリック・ハナン氏は「今朝、建築検査官が解体現場を視察しました」と述べました。ハナン氏は、看板の撤去には建築許可証が必要なものの、安全上の懸念がある場合は後で許可を得ることも可能だとしています。

今回の一件により、不動産所有者には無許可で照明付きの構造物を設置したとして手数料が科される見通しです。この料金は、構造物の設置および撤去のための建築許可と、建築検査局および計画局の調査費用に充てられます。

市に対し、Xは「イベント用の一時的な電飾看板」と説明していました。そのため、今回の撤去は改善か当局の承認を得るための一時的な措置ではないかと報じられています。

問題となった巨大ロゴは7月28日に取り付けられたもの。巨大な「𝕏」が夜の街にまばゆい光を放っている様子は、以下から見ることができます。

X本社屋上のロゴ看板が明るすぎるとして苦情発生、ビカビカ点滅して向かいのビルを深夜も照らす - GIGAZINE


サンフランシスコ市民からひんしゅくを買い、家賃を巡ってビルのオーナーともたびたび衝突しているXですが、イーロン・マスク氏はXへの投稿でサンフランシスコ市から企業の撤退が相次いでいることを指摘した上で、「サンフランシスコ、美しいサンフランシスコよ、誰かがあなたを見捨てようとも、私たちはいつもあなたの友人だ」と述べて、サンフランシスコからの移転はしない意向を示しました。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
X本社屋上のロゴ看板が明るすぎるとして苦情発生、ビカビカ点滅して向かいのビルを深夜も照らす - GIGAZINE

Twitterの新ロゴ「X」にパクリ疑惑が浮上しフォントの制作者がコメントを発表 - GIGAZINE

2007年からTwitterで「@X」を使っていた男性がユーザー名を運営に乗っ取られる、金銭的補償は1円もなし - GIGAZINE

イーロン・マスクが「Twitter」から「X」に名称を変更した理由を語る、金融取引を含む包括的アプリになるため「Twitter」の名前はそぐわないと主張 - GIGAZINE

Twitterあらため「X」の商標権はなんとMicrosoftとMetaも所有していたことが判明 - GIGAZINE

Twitter本社の看板から「Twitter」の文字が撤去される、Twitterが青い鳥を捨てて「X」に名称を変更 - GIGAZINE

いきなり「X」に変わってしまったTwitterのアイコンを慣れ親しんだ「青い鳥」に戻す拡張機能が爆誕 - GIGAZINE

Twitterが「X」に改称されてもApp Storeでは依然として「Twitter」と表示される理由とは? - GIGAZINE

in ネットサービス, Posted by log1l_ks

You can read the machine translated English article here.