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武豊騎手がJRA通算4500勝を達成


1987年から中央競馬の騎手として活躍する武豊騎手が、2024年5月12日(日)、東京競馬場の第2レース「3歳未勝利」で勝利し、通算4500勝を達成しました。武豊騎手は2018年に前人未到のJRA通算4000勝を達成しており、もちろん、4500勝も前人未到の記録です。

2024年5月12日(日曜) 2回東京8日 2R 3歳未勝利 レース結果 JRA
https://www.jra.go.jp/JRADB/accessS.html?CNAME=pw01sde0105202402080220240512/55

このレースで、武豊騎手は16番・ウェットシーズンに騎乗し、スタート直後から前につけるレースを展開。


直線で、逃げたアメリカンランナーを交わして先頭に立ちます。


しかし後方から1番人気のタンゴバイラリンが猛烈に追い込んできて、一度は先頭を譲ることに。


ここでウェットシーズンはタンゴバイラリンに食いついて併走、差し替えしてアタマ差をつけて勝利しました。


武豊騎手は1987年3月デビューで、1995年、26歳4カ月で史上最速・最年少の通算1000勝を達成。さらに、2002年に通算2000勝、2007年に通算3000勝を達成しています。

1992年から2009年の間は、フランス長期滞在1年目となった2001年を除いて3桁勝利を達成して勝利数を稼ぎましたが、2012年には勝率が騎手人生で初めて1割を切るなど苦戦。


しかし、その後は復調し、2018年9月29日に通算4000勝を達成しました。

4000勝までの全記録は公式サイトで参照可能です。

記録・成績 - 4000勝リスト | 武豊オフィシャルサイト
http://www.yutaka-take.com/record/victory_all/

なお、3500勝から4000勝までの500勝は5年8カ月、4000勝から今回の4500勝までは5年7カ月での達成で、このまま武豊騎手が現役を続けて同じペースで勝利を重ねた場合、5000勝の達成は武豊騎手が61歳となる2030年ごろになる見込み。騎手の最年長記録は、JRAだと2024年5月時点で現役を続ける柴田善臣騎手の57歳。地方競馬も含めると“大井の帝王”的場文男騎手が67歳で、こちらも現役。的場騎手は2023年3月に地方競馬通算7400勝を達成しています。

ちなみに同日、和田竜二騎手が京都競馬場で開催された「1勝クラス」にディアドコスで勝利し、通算1500勝を達成しました。和田騎手は1996年デビューで、1998年から2001年にかけて現役生活を送ったテイエムオペラオーの主戦を務めました。

1999年 皐月賞(GⅠ) | テイエムオペラオー | JRA公式 - YouTube


2016年のダービー馬・マカヒキが5年ぶりに勝利した2021年の京都大賞典ではキセキに騎乗。3コーナーを過ぎたところから押し上げていく姿を、関西テレビの川島壮雄アナウンサーが「和田竜二、闘魂注入、鞭が飛ぶ」と実況したことも知られています。

ダービー馬マカヒキ5年ぶり復活勝利【京都大賞典2021】 - YouTube

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in メモ,   動画, Posted by logc_nt

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