Googleマップが「15分に1回現在地を更新する」衛星通信機能を準備中との報道
Googleが2024年後半にリリース予定の「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」では、衛星通信で緊急時のSOSを送信できるようになる見込みであることが報じられています。さらにGoogleはGoogleマップに衛星通信機能を追加して、携帯電話の電波が届かない地域で遭難しても命を救うことができる機能の開発を進めていることが明らかとなりました。
Google Maps preparing satellite connectivity features
https://piunikaweb.com/2024/04/17/google-maps-preparing-satellite-connectivity-features/
Google Maps to use satellites if you can't connect to a network, according to new report | Mashable
https://mashable.com/article/google-maps-satellite-connectivity
海外メディアのPiunika Webは、Googleマップのv11.125のベータ版に、今後の衛星通信を使用した位置共有機能を示唆する新たなコードを発見しました。これらのコードは「衛星通信を使って15分に1回、1日5回までGoogleマップ内の現在地を更新できる」ことを示しています。
<string name="CONNECT_TO_SATELLITE_EXPLAINER_DIALOG_TITLE">Connect to satellite</string>
<string name="CONNECT_TO_SATELLITE_EXPLAINER_DIALOG_BUTTON">Connect to satellite</string>
<string name="CONNECT_TO_SATELLITE_EXPLAINER_DIALOG_BODY">You can update your location once every 15 minutes, up to five times a day.</string>
Googleは2024年後半に発売予定の「Pixel 9」「Pixel 9 Pro」「Pixel 9 Pro XL」に衛星通信を利用した緊急サービスへの通報やテキストメッセージの送信機能を導入する可能性が報じられており、衛星ベースのGoogleマップなどの機能を用いることで、たとえ電波の届かない場所で遭難したとしても、ユーザーの命を救うことができる可能性が期待されています。
Google Pixel 9などの端末ではテキストメッセージやSOS発信を衛星接続でできるようになる - GIGAZINE
また、Pixel 9などで用いられる衛星通信使用アプリのアイコンも発見されています。このアプリを使用することで、ユーザーは電波の届かない地域でも緊急サービスとシームレスに通信することが可能になるとのこと。
なお、Googleは2024年内にリリース予定の次期Android向けOS「Android 15」で、人工衛星を活用した衛星メッセージサービスをサポートすることが開発者向けプレビューで判明しています。
Android 15では人工衛星を活用した衛星メッセージサービスがサポートされる可能性 - GIGAZINE
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