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既存のスマートフォンから直接Starlinkの回線が利用可能になるサービス「Direct to Cell」のページが公式サイトに出現


イーロン・マスク氏が率いるSpaceX社が展開する衛星通信サービスのStarlink公式サイトに、既存のスマートフォンから直接衛星通信を利用可能なサービス「Direct to Cell」のページが出現しました。

Home - Starlink - Direct to Cell
https://direct.starlink.com/


Direct to Cellを利用すると、空が見える場所であればどこでも既存のLTE対応スマートフォンをモバイル回線に接続することができます。ハードウェア・ソフトウェアの変更不要で、特定のアプリを使う必要もないとのこと。


通信の経路はこんな感じ。Starlink衛星が「宇宙にある基地局」として機能するというわけです。


テキストデータの通信は2024年内に開始する予定で、音声・データ通信やIOT通信については2025年開始予定となっています。


Direct to Cellは日本のほか、アメリカ合衆国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド・スイスの携帯電話会社とパートナーを組んでおり、この6カ国内であれば相互に利用可能とのこと。日本ではauがパートナーとなっており、下記の特設サイトやプロモーションムービーでサービスが紹介されています。

SPACE X - 空が見えれば、どこでもつながる|au
https://www.au.com/lp/starlink/


空が見えれば、どこでもつながる|au・スペースX - YouTube

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in モバイル,   ハードウェア,   動画, Posted by log1d_ts

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