GoogleがPixelなどを手がけるハードウェア部門や音声アシスタント部門で大幅な人員整理を実施
Googleが音声アシスタント部門やハードウェア部門、中央エンジニアリング部門でそれぞれ数百人単位の人員整理を行うことがわかりました。Googleに買収されたウェアラブルデバイスメーカー・Fitbitの共同創業者であるジェームズ・パーク氏とエリック・フリードマン氏も退社することになります。
Google reorganizing Pixel hardware: Fitbit's James Park leaving
https://9to5google.com/2024/01/10/google-reorganizing-hardware/
Google lays off hundreds in Assistant, hardware, engineering teams | Reuters
https://www.reuters.com/technology/google-lays-off-hundreds-working-assistant-software-other-parts-company-2024-01-11/
Google lays off hundreds in Bay Area, shuts child care center
https://www.sfgate.com/tech/article/google-layoffs-child-care-center-engineering-18602833.php
Googleの広報担当者は大規模な人員整理を行うことを認め、「2023年下半期を通して、当社の多くのチームが効率性と作業性を向上させ、リソースを製品の最優先事項に投入するよう調整を行いました。一部のチームでは、グローバルな役割の削減を含めた組織再編を続けています」と述べました。人員整理は2024年3月末をもって行われる見通しです。
ハードウェア部門の一翼を担うスマートホームデバイス「Nest」は、2014年にGoogleに買収されました。
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また、「Fitbit」は2021年に買収されています。
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これまでハードウェア部門では、それぞれ元の会社を生かす形で「Nest」「Fitbit」「Pixel」のそれぞれの製品ごとにデザイン担当や設計担当、ソフトウェア担当、UI担当などが分かれていましたが、今後は「ハードウェア全体のデザイン担当」のように、機能別に分けられるとのこと。
今回の人員整理で、Fitbitの共同創業者であるジェームズ・パーク氏とエリック・フリードマン氏はGoogleを退社することになります。GoogleによるFitbit買収ののち、2022年5月時点でウェアラブル部門のリーダーとなっていたパーク氏は「今後もFitbit製品は増え続ける」と語っていました。
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なお、今回の人員整理に伴う形で、Google本社の近くに設けられていた保育所も2024年8月に閉鎖され、73人の保育士が解雇されることになっています。Googleの広報担当であるコートニー・マンシーニ氏はニュースサイト・SFGATEに対し、保護者が別の保育施設を探すのを支援することや、他施設に300人の入園枠があると述べています。
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